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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

チェッカーで(毎回)勝つ方法

2016-07-30 01:49:12 | movie
【How to Win At Checkers (Every Time)】

【2015年】 タイ 香港 アメリカ インドネシア

『東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』2本目は『チェッカーで(毎回)勝つ方法』です。




両親を亡くした少年オートとゲイの兄エークはおばと同居し、エークが一家の大黒柱となり生活を支えていた。
兄弟は貧しいながらも幸せな日々を過ごしていたが、21歳になったエークと恋人ジャイが徴兵のくじ引きに参加することに。
オートは兄と離れたくない一心で行動を起こすが…。
韓国系アメリカ人ジョシュ・キム監督が描く瑞々しい兄弟の物語
(映画祭公式サイトより)



オートの兄エークは地元の有力者の経営するバーでバーテンとして働いている。


学生時代からの恋人ジェイの家はお金持ち。








ふたりの友人のキティはなんとニューハーフ


Natarat Lakhaはすごくきれいなトランスジェンダー


21歳になった彼らに徴兵のくじびきの通知が届く。

オートの家では、叔母がひたすら外れるようにと祈るのみ。
エークも運命を受け入れるしかないと考えている。


ジャイの誕生日、兄とともに家に招かれたオートは、
ジャイの両親が、くじが外れるようにと、地元の有力者に賄賂を渡しているのを見てしまった。


この映画では
エークの叔母も、ジャイの両親もふたりが恋人同士だということを、普通に受け入れている。
それよりも、二人の住む世界が違うということが問題なのだ。


お金があれば、兄は徴兵を免れる。と思ったオートは
そのお金を盗んでしまう。

そして、そのせいで、エークは勤めている店の2階で売春をしなくてはならなくなった。



運命の日、エークは陸軍へ。

彼はそのとき、ジャイははずれくじを買っていたと初めて知る。

その後、エークは反政府勢力に殺されてしまう。





優しすぎるエークと、ハングリーすぎるオート。
どうも、このオートのタイプが苦手なのだ。
映画の題名『チェッカーで(毎回)勝つ方法』にも通じている。

格差、政治腐敗、そういった問題を取り上げている映画です。
(最近多いと思う………)






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