VENUS ヴィーナス

ピーター・オトォールが８度めのアカデミー賞にノミネートされた作品です。




　　　≪こんなお話≫


　モーリス(ピーター・オトォール)はかつては有名俳優でしたが、今では回って来る役は死体役程度。
毎日、俳優仲間だった友達と、近所のカフェでおしゃべりするのが日課です。
そこで話題になるのは死亡記事。誰がなくなった、だれそれのあの役は良かった、記事の大きさはどのくらいか、とかいうことです。
　
　そんなある日のこと、友達のイアンのところに姪の娘が預けられることになりました。若い女の子が苦手なイアンは、女好きなモーリスにその子をかまってくれるように頼みます。
そして、モーリスはその子にムラムラしてしまうわけです。

二人は、モーリスにとってはデート、彼女にとっては散歩をして、だんだん仲良くなっていきます。モーリスは彼女にちょっかいを出しますが、なかなかうまくいきません。彼女のほうもモーリスを利用しようとするのですが、あまり上手じゃありません。彼女に悪意が見えないのが救いです。(そうじゃなくちゃ許されないですね。)

　モーリスにとって致命傷となる出来事も、彼女が原因なのですが、それでも彼女は、彼の最後のヴィーナスなのです。


そして、彼の死亡記事の写真はこのような感じでした。


カフェのウェイトレスも「ゴージャスだったのねぇ」と言ってました。
そうですよね。

　 USのジャケットがこちら。あまりにかわいそうです。



普段もやっぱり若い美女がいいですよね！！



　　

　　　…私も大好きです…