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山々を白く染める 奥津渓 コブシの花満開
鏡野町の奥津渓で、真っ白いコブシの花が満開となり、行楽客らの目を楽しませている。
奥津渓には数百本ものコブシが自生しているといわれ、咲き誇る白い花が山々を染める。大釣温泉、般若寺温泉あたりから、清流のせせらぎを聞きながらの眺めは格別で、訪れた人たちは写真に収めるなどしてその美しさを堪能していた。
横浜市青葉区の主婦(55)は「山に映える沢山のコブシと、渓谷の美しさがマッチしてとてもきれいですね」と話していた。
奥津温泉観光協会によると、見ごろはよくもって今週いっぱいでは、としている。
<上記記事と画像は、2008年4月17日付け、津山朝日新聞より転載>
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春の山を白く彩るコブシの花は見ていてもすがすがしい。
国道179号のバイパス工事が完了し、奥津渓を通る道は地方道に格下げになった。
旧国道となった奥津渓の道だがは、観光道路として、春の花から秋の紅葉まで、折々にごった返している。
苫田ダム(奥津湖)の建造に伴う、現在の鏡野町(鏡野町、奥津町、上斎原村が合併)の大規模バイパス工事は、以前の道の姿を知るものとしては、感慨深いところもある。
工事の最後に残っていた、奥津渓をバイパスする大釣トンネルの開通で、津山市院庄ICから人形峠までの道のりは、格段に楽になった。
細くうねった昔の国道を利用していた頃の、何分の一かの時間で行き来できる。
この地域には、私の好きな山も多く、ずいぶんと楽をさせてもらっている。
子供の頃から、スキー、スノーボード、キャンプに登山、最近では仕事も含めて、数え切れないほど往復をした道。
色々な道の姿を眺めながら、これからも利用させてもらうのだろう。
冬の凛とした山も好きですが、春の喜びや明るさに満ちた山も大好きです。
本当に楽しみな季節です。