岡山の山登り@FF山岳部

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三星山登山レポート

2006年07月07日 | 岡山県の山
三星山登山(2006年7月7日 晴れ)

<あくまでも業務>
仕事で配達。配達先は美作市(旧美作町)三星山城址。
お客さんの仕事現場が三星山なのである。そこまで注文の商品を配達。

三星山は平成16年に頂上付近まで林道が開設され登りやすくなった山。
開設から2年になるが、気になりながら登っていない山である。
仕事を口実に登らない手はない。いやいや、本当に仕事で偶然なので。
山に携わる仕事であることに感謝する。

美作中央病院のそばの空地に車を置かしてもらう。
新設された林道は車でも十分行ける道だがせっかくなので下から歩こう。
作業用ツナギとスパイク長靴に着替え、配達の荷物を持つ。
昼が近いので、弁当と水筒も持ってゆく。

登り口は城址と明見稲荷との共通になっており、まず鳥居をくぐる。
出来たばかりのような水飲み場がある。最近の雨の為かかなりの水量。
手を洗い、顔を洗い、のどを潤す。良く冷えておいしい。
コンコンと、というようりもドードーと湧き続けている。

<進む城址整備>
水飲み場の後、分岐があり左は明見稲荷、右が城址登山道。
登山道を進むとすぐ右手に忠魂碑、そこから先は2年前に作られた新設道。
実は私が配達に向かうお客さんがその道を新設した業者さん。
聞いた話では、作業は大変な苦労があったそう。

軽トラなら十分に登れる立派な道をのんびり登る。
米倉跡、西の丸跡など、山城址らしい遺構を通る。
若い植林帯から雑木林にかかるころ、山頂が見えてくる。

山頂直下の広い段では数名の方が作業中。
八月にある地元の夏祭りの準備をされている。
作業中の方に挨拶をする。と、見たような顔が。
あ、妻の兄が。お互いにびっくりし、笑いあう。

毎年八月にニの丸斜面を利用した「天文字焼き」をする。
今日の作業もそれに向けてのもの。地元に密着した山の風景。

<展望の山頂>
山頂三角点へは広場から一気の登り。伐採跡の急坂を慎重に登る。
三角点は山頂に中央に控え、小さな山頂からの眺望は抜群。
三星山は三つのピークで三角点のある山頂は中央の二の丸になる。
東に一の丸、西に三の丸が並び、それぞれ縦走できる。

今日は時間もないので東の一の丸に向け縦走してみる。
一の丸までは尾根筋に踏み跡がありそのままトレース。
縦走といっても2分ほどで目的地に達す。
一の丸頂上は木立の中で視界は望めない。
一の丸から二の丸直登コースの途中へ伐採作業道でトラバースする。

一の丸の直下広場と同じ高さのところに井戸跡がある。
井戸跡は満々と水をたたえ恐ろしいほどの深さがあるようだ。
水面が大きく自然のくぼ地に水が溜まったような雰囲気のもの。
Iさんに聞くと「落下事故用にと6mのはしごを入れたら、すっぽり収った」

昼食後、Iさんの軽トラで駐車位置まで送ってもらった。

<コースタイム>(カッコ内は分)
登山口(7)広場(3)山頂三角点(2)一の丸(2)広場(1)井戸跡

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