今まで会った中で一番面白かった車内の人。
けっこう前の話なのですが、会社で飲み会があったその帰りの電車でこんな人に遭遇しました。
私は3人掛けのシートの一番端に座っていました。
始発なので発車するまで本を読んで待っていると、若い女性が私の前に立ちました。
手すりにつかまりながら、隣の車両に続くドアの部分に寄りかかっています。
そして、ぐらぐらと揺れています。
かなり酔っているようです。
その揺れ方はハンパなく、前後左右にものすごい振り幅です。
こっちに倒れてくるんじゃないか、いっそ席を譲ってあげようか、と思うほどでした。
電車が動き始めてしばらくすると、彼女はかばんから何かを取り出しました。
「もしも~し、もしも~し」
携帯電話のようです。
しかし相手から返事がないらしく、身体をよじ曲げながら一生懸命話しかけています。
「なによぉ~聞こえなーい!」
髪が長いので気がつきませんでしたが、彼女が耳に当てているのは紛れもなくお財布。
そりゃ聞こえないわ・・・
「もしもーし」
何度も繰り返した挙句
「もぅっ!」
と言いながら、彼女はよろよろと降りていきました。
あまりにもおもしろかったので会社でこの話をすると、誰かが
「まさしくお財布ケータイですね」
と一言。
うまいっっっ!座布団3枚!
けっこう前の話なのですが、会社で飲み会があったその帰りの電車でこんな人に遭遇しました。
私は3人掛けのシートの一番端に座っていました。
始発なので発車するまで本を読んで待っていると、若い女性が私の前に立ちました。
手すりにつかまりながら、隣の車両に続くドアの部分に寄りかかっています。
そして、ぐらぐらと揺れています。
かなり酔っているようです。
その揺れ方はハンパなく、前後左右にものすごい振り幅です。
こっちに倒れてくるんじゃないか、いっそ席を譲ってあげようか、と思うほどでした。
電車が動き始めてしばらくすると、彼女はかばんから何かを取り出しました。
「もしも~し、もしも~し」
携帯電話のようです。
しかし相手から返事がないらしく、身体をよじ曲げながら一生懸命話しかけています。
「なによぉ~聞こえなーい!」
髪が長いので気がつきませんでしたが、彼女が耳に当てているのは紛れもなくお財布。
そりゃ聞こえないわ・・・
「もしもーし」
何度も繰り返した挙句
「もぅっ!」
と言いながら、彼女はよろよろと降りていきました。
あまりにもおもしろかったので会社でこの話をすると、誰かが
「まさしくお財布ケータイですね」
と一言。
うまいっっっ!座布団3枚!