うたかたの夢

キャバリアとかぎ針編み、社労士試験に向けて勉強の日々を綴ります。

TIME

2012年08月20日 05時56分46秒 | 映画・その他レビュー
久しぶりに映画を見ました。
ええ、もちろんレンタルDVDです!
仙台でもどこでもTUTAYAがあるのは助かりますね(笑

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タイム(2011年 アメリカ 原題:In Time)

近未来の世界。
人間は高度な科学技術により25歳で身体の成長が止まるようになっていた。
そして、自分に残された時間(余命)が左腕に表示され、その時間を通貨として人々は生活していた。
働いては給料として時間をチャージしてもらい、家を借りるのも、バスに乗るにも代金として自分の時間を払う。
スラムに住む彼らには常に1日分の余裕しか与えられない。
余命が1週間もあればギャングに狙われて、時間を奪われてしまう。
反面、富裕層は有り余るほどの時間をもてあまし、不死の世界を享受している。
スラムに住むウィルは偶然から人生に倦んだ金持ちに100年という時間を貰う。
ウィルは母親と富裕層の街へ行こうと計画するが、わずか1秒足りなかったばかりに母親は自分の目の前で「時間切れ」となってしまった。
ウィルはこの世界に復讐するため、富裕層の街へ乗りこむ。


まさしく「タイムイズマネー」の世界。
スラムに住む人はいつも小走り。
身に着けるものも、着脱がすばやく出来るファスナー使用の服ばかり。
一方、富裕層はボタンのいっぱいついた服を着、行動もゆっくり。
豪華な食事をナイフとフォークを使って優雅にいただく。

子供のころ、カップのアイスクリームをスプーンで混ぜて溶かして食べていたら、母に
「そんな乞食食べ止めなさい」
と叱られたことを思い出しました。
どうしてこれが乞食食べなのか?と訊いたら
「そうやって早く食べ終わって、またすぐ次にも何か貰おうとするのが乞食根性」
と言われたんですよね。
なるほどです。

世界観も、登場人物の名前が全て「時計」に関わるといった細部のこだわりも、なかなかに面白かったです。
しかし、ウィルが富裕層にしっぺ仕返しするところで終わっちゃったのが残念でした。
なぜ25歳で成長が止まるのか、時間が通貨になっているのかという謎を暴露し、ひっくり返してくれることを期待していたんですけどね。
続編出るかなぁ・・・


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