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1からやり直しTOEIC試験150点アップ実況中継

ある大学で50名の学生にTOEIC講座を担当。たった15日の講座で平均150点の成績upを果たした。その学習法を実況中継

日本人にとって意外とむずかしいsomeoneなどの使い方

2006-04-14 06:35:47 | 基本語彙・文法

  who - someone, somebody
  誰が? 誰かが  誰かが
  what - something
  何が?  何か

  someone -   anyone - everyone -   no one
  (somebody) -(anybody)- (everybody) - (nobody)
  誰か
  something - anything - everything - nothing
  何か
  somewhere - anywhere - everywhere - nowhere
  どこか

  some ある不定量の      every どれもこれも
  any ゼロに限りなく近くある  no まったくゼロの

  one 者。人 body からだ(人間を数える)
  thing 物、こと
  where 場所

●ここがTOEIC試験で問われます (1)
anyone, anything, anywhereは、否定形や疑問形で使われるのが原則です。しかし文例にあるように肯定形でも使われることに注意してください。

●ここがTOEIC試験で問われます (1)
everyone, everythingが主語となった場合は、単数扱いです。

[文例]
  Someone is waiting for you.
  誰かがあなたを待ってるよ
  Something is wrong, isn't it?
  何か具合が悪いね
  Everything is ready.
  すべてのことが準備できています
  Anyone will tell you where the station is.
  誰かが駅がどこにあるかあなたに教えてくれるでしょう
  Did you buy anything?
  あなたは何か買いましたか?
  No one told me.
  誰も私に言いませんでした
  I bought nothing.=I didn't buy anything.
  私は何も買いませんでした
  Let's go somewhere.
  どこかに行きましょう
  Do you know anywhere nice?
  あなたはどこか素敵なところを知っていますか?
  I've been everywhere in Kyoto.
  私は東京のいたるところに行ったことがあります

●elseが付くと、「誰か他の人が」などの意味となります。
  someone else, something else, somewhere else
  anyone else, anything else, anywhere else
  everyone else, everything else, everywhere else
  no one else, nothing else, nowhere else

[文例]
  Let's go somewhere else.
  どこか他のところに行きましょう
>

Determinersその6 疑問を表すもの

2006-04-13 11:18:29 | 基本語彙・文法
■Determinersその6 疑問を表すもの
   which, what, whose,

「この~」「あの~」と何かを指し示す表現があるのなら、「どちらの?」といった表現があるのは当然です。つまりthis, that, these, thoseに対応しています。

  Which woman?
  どちらの女性なの?
  Which woman do you like better, this or that?
  あなたはこちらとあちらでは、どちらの女性が好きなの?
  I like this (woman.
  私はこちらが好きよ

my, yourなど所有格に対応するのが、whoseです。

  Whose child is this?
  こちらはだれの子どもなの?
  It is Tom's child.
  トムさんの子どもよ

また、whatが「どんな~?」といった意味で使われることがあります。

  What kind of music do you like?
  どんな種類の音楽が好きですか?

また、以下のようなage(年齢)、height(高さ)、length(長さ)、width(広さ)、depth(深さ)、weight(重さ)、size(サイズ)があります。

  What age are you? --- How old are you?
  あなたは何才ですか?
  What height is she?----How tall is she?
  あなたの背の高さはどれくらいですか?


Determinersその2 数・量を表すもの

2006-04-13 11:17:38 | 基本語彙・文法
■Determinersその3 数・量を表すもの

   one, two, three, four, etc.
   some, any, all, half, most, no
   (a) few, (a) little, many, much,a lot of, lots of, plenty of

「一人の女の子」=one(a) girl、「二人の女の子」=two girlsは問題ないですね。
でも、数や量を表しても、はっきりいくつか表さない限定詞があります。

  ○some---「全体の半分より以下の数、量」を表す
    Some boys like baseball.
    野球が好きな男の子もいる
    I drank some milk.
    私は、牛乳をいくらか飲んだ

  ○any---「ゼロに近い数、量」を表す
    Any boys like baseball.
    どんな男の子も野球が好きだ
    I don't drink any milk.
    私は牛乳をまったく飲まない

  ○all---「すべて、全部の数、量」を表す
    All boys like baseball.
    男の子はすべて野球が好きだ
    All the boys like baseball.
    その男の子はみんな野球が好きだ
    I drank all my milk.
    私は、自分の牛乳をすべて飲んだ

  ○no----「絶対ゼロの数、量」を表す
    No boys like baseball.
    野球の好きな男の子はまったくいない
    I drank no milk.
    私は、牛乳をまったく飲まなかった

  ○half---「半分の数、量」を表す
    Half the boys like baseball.
    その男の子たちの半分は野球が好きだ
    I drank half my milk.
    私は、私の牛乳の半分を飲んだ

  ○ most--「大部分の数、量」を表す
    Most boys like baseball.
    たいていの男の子は野球が好きだ
    I drank most my milk.
    私は、私の牛乳のたいていを飲んだ

  ○(a) few, (a) little---「少ない数、量」を表す
    A few boys like baseball.
    野球の好きな男の子は少しいる
    Few boys like baseball.
    野球の好きな男の子はほとんどいない
    I drank a little milk.
    私は、牛乳を少し飲んだ
    I drank little milk.
    私は、牛乳をほとんど飲まなかった

  ○many, much---「多い数、量」を表す
    Many boys like baseball.
    野球の好きな男の子はたくさんいる
    I drank much milk.
    私は、牛乳をたくさん飲んだ

  ○ a lot of, lots of, plenty of---「多い数、量」を表す
    A lot of boys like baseball.
    野球の好きな男の子はたくさんいる
    I drank a lot of milk.
    私は、牛乳をたくさん飲んだ

■Determinersその4 集団の中の物・人を特定するもの
   each, every; either, neither; both; cf such

    Each boy likes baseball.
    男の子めいめいは野球が好きだ
    Every boy likes baseball.
    どの男の子も野球が好きだ

eachとeveryの区別は、ある集団の中の個に着目するか、やはり個はあるが全体に着目するかの差です。ただし、あまり明確な区別はないようです。

    You look more beautiful each[every] time I see you.
    私があなたに会うたびに、あなたはますます美しく見えます

    Either boy likes baseball.
    どちらかの男の子は野球が好きだ
    Neither boy likes baseball.
    どちらの男の子も野球が好きではない
    Both (the) boys like baseball.
    男の子の二人とも野球が好きだ

  ☆such 「そんな、あんな」の意味
suchは、名詞の前に置いて直接飾り、「そんな、こんな、それと同じような」と、何かを例示する意味を持っています。

    I have never eaten such rice.
    私はこんな米を食べたことがないよ
    I have never eaten such good rice.
    私はこんなおいしい米を食べたことがないよ

ただし、a, anがつく名詞の場合は、suchはa, anの前に置くことに注意してください。

    I have never met such a woman.
    私は、あんな女性にあったことがないよ
    I have never met such a pretty woman.
    私は、あんな美しい女性にあったことがないよ

Determinersを知っておいてください その1

2006-04-13 11:16:46 | 基本語彙・文法
■Determinersを知っておいてください

まず、a womanとwomanとの意味の違いはわかりますか?
a womanとaがついているということは、「ひとまとまりの個性を持った」、つまり女性の絵は描けるということですね。一方womanは「女性というもの」と本質を表し、これは絵には描けないですね。

  There is a woman over there.
  あそこに女性が一人います
  How does woman different from man?
  女と男はどのように違うの?

ビートルズの曲名に、Girlというものがありますが、これは「とかく女の子というものは」としか訳しようがありません。
以上は、今まで学習してきたものです。

■Determinersのいろいろ
日本の英語教育を受けたものが「英語が話せない」原因の一つに、このDeterminersをきちんと整理して教えないことにあります。とにかくバラバラに教えてわけのわからない状態にさせています。
Determinersを、私は「決定詞、限定詞」と名づけていますが、これは簡単なことで、「とある一人の女の子」= a girlがいることも、「例の女の子」=the girl、「この女の子」=this girl、「どの女の子」=which girlなど、girlを様々に飾って表現できることばです。

  1) 指示するもの--例 this girl(この女の子)
    this, these, that, those
  2) 所有関係を表すもの例 my girl(私の女)
    my, your, his, her, its, our, their, Tom's, my father's
  3) 数・量を表すもの例 one girl(一人の女子)
    one, two, etc.
    some, any, all, half, most, no
    (a) few, (a) little, many, much,a lot of, lots of, plenty of
  4) 集団の中の物・人を特定するもの例 each girl(めいめいの女の子)
    each, every; either, neither; both; cf such
  5) 質・品質・特質。(人の)品性を表すもの例 a pretty girl(可愛い女の子)
    good, bad, clever, pretty, nice, easy, etc.
  6) 疑問を表すもの例 which girl(どちらの女の子?)
    which, what, whose,

以下、これらを個別に説明していきます。

■Determinersその1 指示を表すもの
   this, these, that, those

  I like this.  これが好きよ
  I like these.  これらが好きよ
  I like this doll. この人形が好きよ
  I like these dolls. これらの人形が好きよ
  This is hot. これは熱いよ
  *This water is hot. この水は熱いよ
  This is Tom.  こちらはトムよ
  These are Tom and Bill.  これらはトムとビルよ
  These men are Tom and Bill. こちらの男性たちはトムとビルよ

*waterなど、「数えられない名詞」にはthese, thoseは使えません。

■Determinersその2 所有関係を表すもの
   my, your, his, her, its, our, their, Tom's, my father's
複数のものの所有格は、「my parents'」などとなります。TOEICの語彙問題でもよく出題されます。

  my father's watch    my parents' house
  私の父の時計      私の両親の家
  the children's room   Lucy's new boy friend
  その子どもたちの部屋  ルーシーの新しいボーイフレンド

  a girls' school     a boys' school
  女子校          男子校
  women's liberation    women's room
  ウーマンリブ       女性用洗面所(便所)
  

代名詞を再確認する

2006-04-13 11:15:12 | 基本語彙・文法
代名詞を再確認する

■意外とむずかしいわかりきった代名詞の使い方

英語教育を受けた人なら、I-my-me-mineやyou-your-you-yoursなどの格変化を間違いなく言えると思います。でもここでも英語の文法を知っていることと、それを実際に使いこなせるとは別問題と言えるでしょう。
格変化を正確に覚えることは大切ですが、それぞれの具体的な働きをきちんと身につけなければ何の役にも立ちません。

  Your son?  あなたの息子さん? --Yes, my son.そうよ
  Yours?    あなたのもの? ----- Yes, mine. 沿う、私のよ

▲格変化のトレーニングをしよう!!
格変化は覚えていても、実際の会話ではとっさには使いこなせないもの、日頃から下のようなトレーニングをしてください。でも本当はこんなことは学校英語ですることなんですがね。
  I wash my hands.  私は(自分の)手を洗う
  You wash your hands.
  She washes her hands.
  He washes his hands.
  Lucy washes her hands.
  Bill washes his hands.

あるいは、所有格と目的格の対応のトレーニング。
  This is my watch.  Give it to me.
  これ、私の時計よ  私にください
  This is your watch.  Give it to you.
  This is her watch.  Give it to her.
  This is his watch.  Give it to him.
  This is Lucy's watch.  Give it to her.
  This is Bill's watch.  Give it to him.

以下は、動詞の目的語などのトレーニングです。
  Love me   Love you   Love her  Love him
  Kiss me   Kiss you   Kiss her  Kiss him
  Give me   Give you   Give her  Give him
  Tell me   Tell you   Tell her  Tell him

  For me   For you    For her  For him
  From me   From you   From her  From him
  With me   With you   With her  With him
  To me    To you    To her   To him

Weが単に「私たちは」という意味ではなく部分も含めて「私たち日本人は」の意味に、またtheyが単に「彼らは」ではなく、「彼ら外国人は」といった意味になる場合があります。
  We always eat rice in Japan.
    日本人はいつも米を食べます
  They sometimes eat rice in Canada.
    カナダの人は時々米を食べます
  They(People) say he's a good doctor.
    彼はよい医者だと言われています

this=「これは」、that=「あれは」と覚えないでください。thisによって指し示されたものが場所なら、「ここ」という意味にも、あるいは相手が持っているものを指してthatを使うと、「それ」という意味になります。
  Here we are, This is Osaka.
  さあ、着いたよ ここが大阪よ
  Is that your watch?  Yes, it is.
  それ、あなたの時計なの?そうよ。
    
ちなみに、itは、thisやthatによって指し示したものを、「お聞きのそれは」といった意味でこたえるようなことばです。

■itを使いこなす
itが「(お聞きの)それは」と答えるときに使われるのが普通ですが、「わけのわからないものが」とか「漠然としたものが」といった意味で使われる場合があります。次の2つの文を日本語に訳すと「そのことをお聞きして遺憾です、残念です」ということになりますが、主語にIを使うと「自分にとって」ということが強調され、itを使うと「そりゃ遺憾だよね、残念だよね」と人ごとのようになってしまいます。

  I'm sorry to hear that.
  It's sorry to hear that.

次の2つの文も同じです。

  I feel pity,  私は残念に思うよ
  It's a pity.  残念だよね

このような漠然としたことがらを表すitは、とても多く使われます。文法では「天候・時間を表すitの特別用法」「仮主語のit」「強調のit」「仮目的語のit」などとにぎやかなことですが、私は一言「そりゃ」といった感じでとらえてください、と言うだけです。

  It is rainy.  雨模様だね
  It is ten o'clock. 10時だよ
  It's nice to be with you. 
  そりゃ素敵だよ 君と一緒にいるなんて
  It's time to go to bed.
  そりゃ時間だよ 寝る
  It was nice seeing you.
  そりゃ良かったよ あなたに会えて
  Is it true that your boyfriend is ill?
  そりゃホント? あなたのボーイフレンドが病気って

英語は前から、前からフレーズで意味をとらえていく学習をしないといつまでもリスニングもリーディングも、スピーキングもできませんよ。

■名詞の複数の表現は

2006-04-13 11:08:50 | 基本語彙・文法
>■名詞の複数の表現は
日本語で「犬」にあたる名詞は次のように3つあることは知っていますか?
まず、aやanのつかないdogは「どこを切っても元のもの」、つまり「犬肉」の意味です。これは絵には描けませんね。
そしてa dogとなるとやっと絵が描けます。「とあるひとまとまりの個性を持つ犬」ということになります。
a dogが二匹以上となるとdogsと複数形となります。

  dog,   a dog,   dogs

また以下の例は、日本語の意味はまったく違ったことになります。ガラスの絵は描けませんが、コップやメガネの絵は描けますね。

  glass,  a glass,  glasses
  ガラス  コップ   メガネ

普通、「私は犬が好きです」をI like a dog.と言わないのは、「犬という個性を持った犬、犬、犬」が好きだと、I like dogs.と表現します。

  I like dogs.
  Boys like baseball= Any boys like baseball.
  男の子というものは野球が好きです
  Girls like dolls. = Any girls like dolls.
  女の子というものは人形が好きです

一方、ビールやコーヒーなど「絵に描けない名詞」は、glassやcupに入れて表現します。これで絵は描けますね。

  Two glasses of beer and a[one] cup of coffee, please.
  ビールをグラスで2つ、コーヒーを1つください。
  Two beers and one coffee, please.
  ビールを2つ、コーヒーを1つください。

(いつも複数形で用いられる名詞)
  glasses, scissors, spectacles, pants, pajamas, trousers, jeans,etc.
  メガネ、はさみ、双眼鏡、パンツ(ズボン)、パジャマ、ズボン、ジーンズ

いずれも、ペアになっていますね。
  cf. clothes (着物) cloth(布切れ) の複数形はcloths

WORD BUILDING 名詞の理解のしかたの例

辞書によっては、名詞に C=Countable, U=uncountableなどの表記がありますね。これは「数えることができる名詞」=「絵にかける名詞と、「数えることができない名詞」=「絵に描けない名詞」の区別です。でも基本はそうですが、やはり覚えるしかないというものは多いです。でもCountableかUncountableであるかは、肥子゜炉から注意しておく必要があります。

  [paper]
   paper (U) 紙 a piece of paper, two pieces of paper
   blank paper (U) 白紙
   letter paper (U) 便せん
   scratch paper (U) メモ用紙
   toilet paper (U) トイレットペーパー
   a newspaper (C) 新聞
   an evening paper (C) 夕刊
   a daily paper (C) 日刊新聞
   a local paper (C) 地方紙
   papers (C) 書類
   a paper (C) 論文、レポート、新聞

  [hair]
   hair U 髪の毛(全体)、(体の)毛
    I have red hair.
    私は赤毛です
   a hair C (1本の)髪の毛
    I have three white hairs.
    私には白髪が3本あります

■定冠詞theと不定冠詞a,anはまったく別物
英英辞典でa,anとtheを調べると次のようになっています。

  不定冠詞---"A/An" means one.
       (A/Anは「ひとつ」を表す)
  定冠詞-----"The" means something like "we both know."
       (theは、「どちらの人も知っている}という意味を表す

だから、the dogは「その、例の犬」、the dogsは「その、例の犬たち」といった意味となります。

   dog, a dog, dogs, the dog, the dogs

   Books are expensive.
   本というものは値段が高い
   The books are expensive.
   その、例の本は値段が高い

   Water is formed of hydrogen and oxygen.
   水というものはい酸素と水素て成り立っている
   The water is hot.
   その、例の水は熱い

■英語は物の外形を重視して名前をつける

2006-04-13 10:35:10 | 基本語彙・文法

(1) 英語は物の外形を重視して名前をつける

単語を理解するときは、英語の「物の外形を重視して名前をつけるクセ」を利用するといい。

  [line]
  「ひも」 →綱、針金、釣り糸(fish line)
   ↓  She hung the washed clothes on the line.
      彼女は綱に洗濯物をつるした(干した)
  「線」  →筋、直線
   ↓ Draw a line from A to B.
      AからBまで直線を引きなさい
  「電話の線」
   ↓ The line is busy.
     電話は話し中です(米)
  「列」  →行列
   ↓ They were standing in a line.
     彼らは1列に立っています
  「(文章の)1行」 →(詩や手紙の)1行
   ↓ Drop me a line.
     手紙をください
  「((列車、バスなどの路線」→線路、航路
   ↓ a regular line to New York.
     ニューヨークへの定期路線
  「((活躍・商売の)方面」 →職業、好み、得手、専門
     Driving a car is not my line.
     車を運転するのが私の好みではない、
     What line of business are you in?
     あなたはどういう方面の仕事をなさっておいでになりますか?

(2) 冠詞次第で意味も変わる
■ a, anをつけるかどうかは絵に描けるか翔ないか描けないかの判断

もの・こと
  「絵に描ける」「目で追える」→ a, anをつける
    有形物 a sushi, a rabbit, a pig

  「絵に描けない」「目で追える」→ a, anをつけない
    物質そのもの water, rabbit, pork
    無形物 love, peace

つまり、aやanは、「とあるひとまとまりの個性を持ったもの」という方判断の元に使われることばで、寿司やウサギや豚は「絵に描ける」が、水、ウサギの肉、豚肉、愛、平和などの絵は描けないとということです。さらに説明すると、水や肉、豚肉は「どこを切っても」、水、肉、豚肉ということも言えます。

■抽象的なモノや行為も「ひとまとまりのもの」と価値判断する場合
以下にあげたのは、walk, look, dreamなどの動詞にaをつけて「ひとまとまりの行為」を表現する例です。生の英会話ではこのような表現が多用されることに注目してください。

  have a walk  散歩する  have a look  見る
  have a dream 夢を見る  have a rest   休憩する
  have a drink  飲む    have a fight  けんかする

  I have a walk every morning.
  私は毎朝、散歩をします
  I had a bad dream.
  私は悪い夢を見ました
  You are a great help to me.
  あなたのおかげでずいぶん助かっています
  It's a pity.
  残念です
  She has a good knowledge of computers.
  彼女はコンピュータのことをよく知っています
  He is a man with a love of music.
  彼は音楽が大好きな人です

■無冠詞は人格・本質・物の効用を表す
以下のwaiter, mother, Tom, life, schoolにはa,やanがついていないことに注目してください。

  Waiter, give me beer, please.
  ウエイター、ビールをください
  Mother is cooking.
  母親は料理しています
  Tom is sleeping.
  トムは眠っています
  Life is hard.
  人生は厳しい
  She is at school.
  彼女は授業中です

一方、同じ名詞にa,やanがついている例を見てください。

  There is a waiter in the restaurant.
  そのレストランにはウエイターが一人います
  A mother is standing over there.
  母親が一人あそこに立っています
  A Tom is sleeping.
  トムという人が眠っています
  There is a school in this town.
  この町には学校が一つあります

■無冠詞表現が多い「前置詞+名詞」
以下のように、例えばschoolは「学校の建物」という意味ではありません。「学校の建物」は絵に描けますが、「授業」はものごとの本質、効用を表し絵に描けないものです。

  She goes to school.
  彼女は通学しています
  She is at school.
  彼女は授業中です
  She comes from school at five.
  彼女は(毎日)5時に学校から帰ってきます

  to/at/from university, college
  to/at/in/into/from church
  to/in/into/out of bed, prison, hospital
  to/at/from work
  to/at tea
   

名詞のはたらき その1

2006-04-13 09:53:56 | 基本語彙・文法

1.名詞のはたらきとはこんなこと

(1) 物の外形と英語の表現

■headは「頭」という意味なのか?
あなたは次の2つの英文が訳せますか?
  (1) The eyes in his head see the world spinning round.
  (2) Don't put your head out of the window.

たぶん(1)は、「「彼の頭の目は、地球がスピンして回っているのを見ている」、(2)は、「窓からあなたの頭を出さないでください」と訳したものの、「ええー?」と思われた方は多いと思います。
(1)の文は、ビートルズのA fool on the hill(丘にいる愚か者)という曲名にある歌詞です。皆さんがそう訳したのも無理はありません。この訳詞を担当した人も同じように訳していました。しかしよく考えてください。「頭に目がある」人ってもしかして、化け物なのでしょうか。これはhead=「頭」と覚えてしまった人がおかす間違いです。英語ではheadは、首から上全体を表します。だからheadに目が合ってもなんら不思議でないし、また(2)の「窓から頭を出さないでください」というのも合点が行くと思います。日本語では「首を出さないで」となりますが、your neckとなると、これこそ首長の化け物ということになります。

■ waterよ、お前もか?

まず、waterを英英辞典でひくと次のように説明されています。
Liquid without color, smell, or taste, formed of hydrogen and oxygen,
changed by heat into steam and by cold into ice.
  「水とは、色も臭いも味もなく、酸素と水素でできていて、熱によって水蒸気に、冷たさによって氷に変化するもの」

ところが、以下のように同じwaterに、様々な名詞(語)をつけてなければ日本語の「冷水」「熱湯」という表現はできません。

  cold water   冷水
  hot water    熱い湯、湯
  boiling water  熱湯、沸騰している湯
  boiled water  温められた湯、湯冷まし
  fresh water  真水

つまり、ホテルなどで「ラーメンの水をください」は、Give me some boiling water.とかMay I have some boiling water?と言わなくては、冷たいラーメンを食べることになります。

■名詞は基本的な意味でとらえる
英語は「物の外形を重視して名前をつけたり物を分類する」言葉で、日本語は「用途ごとに名前が変わる」言葉であることを知っておいてください。

  Use your head.      頭を使え!
  the head of a hammer   ハンマーの頭
  the head of a department  部長
  He is at the head of the class.  彼は主席だ

WORD BUILDING ●headを使った造語の例

  a headache  頭痛
  a headband  鉢巻き
  a headboard  (ベッドの)頭板
  a head cold  鼻風邪
  a headdress  頭飾り
  a headgear  かぶり物、帽子、ヘッドギアー
  a headhunter  人材スカウト係
  a headlamp  ヘッドライト=a headlight
  a headland  岬、突端
  a headline  (新聞などの)見出し

   Here is the news. First, the headlines ---
   ニュースを申し上げます まず主な項目は---

  a headmaster   校長
  a headmistress  女性の校長
  headphones  ヘッドホン
  a headstone  墓石
  headwork  頭脳労働 *aがついていないことに注意してください。
  

WORD BUILDING [2] 名詞を作る

2006-04-13 09:16:34 | 基本語彙・文法

WORD BUILDING [2] 名詞を作る

動詞や名詞にer, or, istをつけると「いつもそんな行為をしている人」の意味となります。
 (-erをつけるもの)
  speak  → speaker    dance  → dancer
  drink  → drinker    keep  → keeper
  paint  → painter    sing  → singer
  eat   → eater     talk  → talker
  travel → traveler    trip  → tripper
  talk  → talker     smoke → smoker
  read  → reader     teach → teacher
  lead  → leader     garden → gardener
  employ → employer    swim  → swimmer
  run  → runner      begin → beginner
  manage → manager    listen → listener 

 (-orをつけるもの)
  act  → actor      edit  → editor
  sail → sailor      translate → translator
  credit → creditor    educate  → educator

 (-istをつけるもの)
  violin  → violinist  piano  → pianist

 (変わらないもの)
  cook  → cook  guide  → guide

 (また動詞ににeeをつけると、erをつけたものの反対の意味、つまり「ある行為をされている人」の意味となります。)

  employ → employee  commit  → committee
        雇われる人        委任を受けた人(委員)
  payer  → payee    examine → examinee
        支払いを受ける人     試験を受ける人(受験者)  
 

WORD BUILDING [1] 形容詞を作る

2006-04-13 08:53:23 | 基本語彙・文法

■WORD BUILDING [1] 形容詞を作る

動詞や名詞にfulやlessを付けると形容詞になる場合があります。fulの意味は「いっぱいだ」「満ちている」、lessは「欠けている」という意味です。

  use   → useful    → useless
  power  → powerful   → powerless
  care   → careful   → careless
  doubt  → doubtful   → doubtless
  thought → thoughtful  → thoughtless
  pain   → painful   → painless
  hope   → hopeful   → hopeless
  help   → helpful   → helpless
  spoon  → spoonful
  mouth  → mouthful
  wonder  → wonderful
  thank  → thankful

他にも、yやicやalなどを名詞に付けて形容詞にするものもあります。yは「~模様だ」「~っぼい」、icは「~的だ」「~に関する」、alは「~の性質を持っている」などの意味です。

  rain → rainy    cloud → cloudy
  snow → snowy    sun  → sunny
  sleepy → sleepy  friend  → friendly

  base  → basic   hero  → heroic  academy → academic

  form → formal   try  → trial   politics → political

また、形容詞の中にはim, in, unを付けて、反意語をを作ることがあります。これらは英語の造語法ですが、私たちにとっても増語法となります。

  (imをつけて)
   patient → impatient  perfect → imperfect
   polite → impolite   possible → impossible

  (inをつけて)
   active → inactive    considerate → inconsiderate
   efficient → inefficient  elegant   → inelegant

  (unをつけて)
   available → unavailable  comfortable → uncomfortable
   conscious → unconscious  clouded   → unclouded
   lucky   → unlucky    happy    → unhappy
   necessary → unnecessary  reliable  → unreliable
   spoiled  → unspoiled