年とっても心さわやかに・・・前に進む

日々の出会い、今まで出会った多くの人たちとの会話を大事に、これからも「苦は人生の種」として、小さな夢を求めて進みたい。

私より22歳若い教え子の死

2016-12-08 05:19:19 | 日記

昔、彼が中学生(45年前)だった頃の不思議な縁・出会い。

当時、彼は病弱だった。幼い時からの長い闘病生活続く。

初めての出会いは、

私が35歳、彼が14歳の時の阪大病院だった。

医者と相談して話し合って・・・

家族と話し合って何んとかしたいの思いで・・・

私の取り組みが始まった。

医学の専門知識なしで、ただ彼と共に苦しみもがいてでも

みんなの力で、心からの体当たりで彼の病を克服したかった。

医師の万全の応援で全力投球に入った。

成長段階を利用して必死のかかわりで・・・

医師の願いが少しづつ生かされ・・・スゴイ事!

病院から抜け出して、みんなと学べるレベルになって来た。

高校を出て製図の仕事で初めてもらった給料でお酒1っ本買って

お父さんと一緒に私の家に「生まれて初めて働いたお金で買った

お酒を一番に僕を助けてくれた先生にプレゼントしたかった」と

持ってきてくれたことは、40年過ぎた今でも忘れない。

ものすごく嬉しかった。

職場での出会いで福島県から大阪に来ていた彼女と結婚した。

夢のようだった結婚式。奇跡は続く・・・

男の子と女の子に恵まれ今は立派に大きくなって

家族4人とおばあちゃんの幸せな家庭だった。

3か月前、鍼灸院で久しぶりにおばあさんに顔を合わせた。

すぐに本人から元気な声で電話かかって来て・・・

長時間話したのに・・・会いたいと思いつつ・・・

10月末から不整脈、心臓悪化、透析、血小板も悪くなり・・・

59歳で命を閉じた。

来春の還暦同窓会の前に・・・残念。

頑張って生きた人生、奥さん・子どもたちの支えも大きかったが

病気を乗り越えて生きた人生。

皆で作り上げた幸せな家庭を彼の思い出を大事に

いつまでも守ってほしいと願う。