『プライドと偏見』

なぜか英国コスチューム映画大好きのヨメ。オースティンの「プライドと偏見」とくりゃ、行くしかないでしょ！今回のヒロイン役はキーラ・ナイトレイ。旬のオナゴやね。
さて、劇中何が起こるかというと…何も起こらないです。姉妹の結婚話の行方をひたすらみんなで案じる映画です。この時代の大英帝国では身分の違いが大きい問題なので、セレブでもない姉妹は、それによって玉の輿が危うくなったりします。ジュディ・デンチ演じる嫌味なオバハンや、品のないオカン、アホな妹にブチ壊されそうになりながらも、何とか丸くおさまります。イギリスの自然の美しさも相まって、ノスタルジックな映像が目に優しい。しみじみした感動を求める方にはオススメです。
そして、キーラ嬢のお相手役の俳優がカッコエエです。顔とモミアゲの長さのバランスが非常に良い。ユアン・マクレガーも「エマ」に出てたし、人気のある英国俳優はみんなオースティン物出てます。このおにーさんも人気が出るかもしれん…、ツバつけとこ！と思ったヨメでした。

☆ヨメ採点　80点（基本的に文学系に高い点数をつけがち）
☆ダンナ採点　60点（パイレーツ・オブ・カリビアン時のキーラちゃんより…ブサイク）

☆キーラ・ナイトレイのアゴのでっぱりが気になる度　100点
＝中盤から特にアゴが伸びている気がしてしゃあない

跳べ！KAISER CHIEFS!

ピューピュー厳しき折、ライブでホコホコさせてぇな！と今年１本目のライブに繰り出す夫妻。今日はカイザーチーフス！
前座の時間をみこし、少し遅れてLIQUID ROOMへ。The CRIBESというバンドが初々しいながらも、かなりエエ感じで演奏してました。ヨメはどっかで聴いたことありそうな曲やな～と流してましたが、帰りにチラシを見るとCD持ってるやんけ。そら、聴いたことあるわな！
20時ちょっと過ぎ、いよいよカイザーチーフス登場！雑誌の写真で見るかぎり、ちょっと小太りなオヤジっぽいおにーさんが出てくるのか？とドキドキの夫妻。しかも、登場のBGMは懐かしいダイアーストレイツ「Money for Nothing」と来たもんだ。どんな人たちなのかしらん？
「ヒューヒュー！」とフロアの期待感がはちきれそうになったところで、カイザーチーフス登場！おぉ、写真よりかっこいい！ボーカルのリッキー氏、ちょっと小さいけど（他のメンバーがでかすぎるのか？）かなりしまっていて小太りでもない。パッツンと揃えた前髪がかわいいし顔も若返っていて、けしてハンサムではないが好感がもてる。いつもちゃんとヒゲを剃ってたら、大阪やったらクラスで3番目ぐらいにもてそうな感じやぞ（大阪のモテ順　1=オモロイ　2=カッコエエ　3=動きがオモロイ）。
小さなステージをエネルギッシュに動き回るリッキー氏。ピョンピョンとジャンプしながら、タンバリンを叩きながらの熱唱。ついつい目で追ってしまうし、次はどんな風にフロアを巻き込んでくれるのだろうと、期待感でヨメのハートをワシヅカミ状態。華があるってこういうことね、と理解。演奏もうまいので、なんのためらいもなく全てを任せられる。こんなライブ久しぶり！ラストは「Oh,My God」の大合唱。歌詞を知らないヨメは適当にムニャムニャ歌うのであった。

ダンナ批評）服装から分かるようにモッズ系バンドと思われる。曲の感じもスペシャルズをロックぽくした感じ、声もテリー・ホールに似て無くもない。タンバリンも持ってる！ライブ採点100点。ぼくのご贔屓アーティストに入れるほどでもないが、セカンドアルバムが出たら拝聴したい。
＊カイザーオタクのふりして首にペイズリーのスカーフを巻いていったが、リッキー氏の首にはスカーフはなかった…。ありゃ？ギターの人、前に別のバンドにいたような気がしますが思い出せません。ロード・オブ・ザ・リングの巨人に顔が似てるから勘違いしてるのか…。

ヨメ批評）いや～、楽しかった。100点。今までで一番楽しかったJET抜いて、歴代一位の楽しさでしたわん。ごっついファンではないけど、ライブにはまた来たい。次は早めに来て、コインロッカーに荷物入れて前の方で狂いたいワ。LIQUID ROOMめ～、十分なロッカーを準備せんかい！上京したてみたいなでかい荷物を見張りつつ、盛り上がるのは難しいねんぞ～！でも、そんな不自由を忘れてしまうぐらい、カイザーチーフスのライブ力はごっついちゅうことですね。

冷え冷えゲイコ。

土曜日、ぼくはハラハラしながら雪が積もりゆくのを見ていました。マンションの軒先でも10センチは積もっているのが分かります。久品仏の地面は、一面雪景色でしょう。こういった場合の稽古はどうなるのだろうか…。
いえいえ、最強のサツマヘコは雪ごときには負けません！今日もハダシでチェストー！冷たいというよりは凍傷一歩手前（？）、地面はマックシェイク並の冷たさ！でも、弱音を吐くことは許されないので、心の中で「ヒー…ッ！」
今日は稽古が始まる前に、Sくんが雪かきをしてくれていました。サツマヘコな心意気をありがとう。（ジャンギリカット似てまつ！）

☆薬丸自顕流

魚卵にキヲツケロ！

ヨメはいくら・トビッコ・明太子・数の子etcの魚卵がダイスキである。少し前の正月明け、イクラがムショーに食べたくなり、コンビニでおにぎりを買ったところ、今年初アタリ～♪行きましたよ、病院へ。安イクラが原因で胃炎。とは言え、病院へ行くのは何も初めてではナイ。明太子食べすぎで数回通院経験アリ（呆れた父に明太子を取り上げられる始末…）。
それでも、やっぱり魚卵は止められない。ツブツブに本能が反応してるのか、何がそんなにグッとくるのか自分でもよく分からないが、とにかく条件反射（？）でアホほど食べてしまうのである。毎年、数回はオナカを痛めるヨメ。今年もあと何回あるか分からないが、魚卵道を極めるのだ！

自顕流初稽古

薩摩自顕流では、足袋を怪我した時以外、はきません。最強の薩摩兵の足裏は鍛え上げられているから、そんなもん必要ないとか。昨年末の最終稽古では、気温が低く、足裏の感覚がなくなり、どうなるオイの足！とビクビクしました。今年も、十分な寒さ対策が求められる…。そこで先輩K氏のマネをして、はりきってテーピング。しかし、当日は暖かく、そんなの必要ない。ありゃ？
今日の練習のシメは「打ち廻り」。棒を数本立てて、それを敵兵に見立て、連続で打ち倒します。同門の方が持ってきてくださった半首笠（ＴＶ時代劇で使用された衣装）を棒にかぶせ、さらに臨場感アップ。しかし、一ヶ月近くのブランクからかうまく出来ず。鍛錬あるのみです。同門のみなさん、とても気合いが入っていて良い初練習となりました。
初日には2名が入門されひとりはなんと女剣士！いや、女薩摩兵！がんばってくだされ。木刀が重くて引きずっていたヨメとはちゃうな～、重たい木刀もちゃんと振れていたのは、さすが薩摩おごじょ！がんばって欲しいなぁ、と思うぼくでした。