My small kitchen in London- 私のキッチンから生まれるロンドンでも(!)おいしい生活

ウマいものは手作りしたい! 食いしん坊fultaroの料理日記とロンドン生活記

Guy Fowkes Day ガイ・フォークス ナイトと花火

2013-11-06 23:14:11 | 英国イベント

毎年11月の初めの何日間は花火の音がやかましい。
今年もガイ・フォークス ディの時期がきました。
ガイ・フォークスディとは -
1605年11月5日、当時の国王ジェームス一世が擁護するプロテスタント〔英国国教会〕から弾圧を受けていたカトリック教徒が、爆弾をしかけ王を暗殺しようとした〔昔は即位するキング、クイーンによって擁護する宗教、プロテスタントかカトリックにかわっていたらしい〕事件。その暗殺計画は失敗に終わる。その失敗により、平和を祝う習慣が続いている。

この時期になると、あちらこちらで花火がドカーン、ドカーン。
いつもは帰りのバスの中、又は家の中で「やってる、やってる」と音を聞いたり、窓からちょっと見ていただけでしたが、今年は私の休日に重なったので同僚と二人で近場のウィンブルドンパークへゴー。10年以上もロンドンにいて今回が初めて。

暗くてすべの写真がブレフレ。すみません。


花火が始まる前には、大きなかがり火がたかれ、事件の主犯格、ガイフォークスをかたどった人形が焼かれます。
気温9度の中、大勢の人々、子供づれが集まり花火を楽しんでいました。
因みにイギリスでは〔ヨーロッパ全体かな?〕花火は冬のものです。夏時間の間は日照時間が長く、空が明るいので。



花火がメインイベントだけど、ここぞとばかりに色々な店が出て、暗いながらも大変な賑わいでした。

スィーツを選ぶ、同僚。グリーンランド出身の彼女でも寒くて鼻は赤鼻のトナカイさんでした。

イギリスと牛乳

2013-11-02 20:29:16 | スコーン


毎日、日本にいた頃と同じように牛乳を買って飲んでます。
でもこれって普通じゃないことに最近行ったスペインで改めて知らされました。
一緒に行った友人が牛乳を入れた紅茶が飲みたいと、何軒かスーパーをまわりましたが見つからない。
そういえばパリにいる友人が以前、牛乳が買えないと文句を言ってました。
真空パックの賞味期限のながーい「牛乳みたいなもの」は買えるけど新鮮なのは買えないって。その後オーガニック系の店に行けば買えるのを発見したそうですが、そこらへんのコンビニみたいな店で「ちょっと牛乳がきれたから買ってくる」というわけにはいかないらしい。
あんなにチーズを生産しているのに「飲み用」のミルクはないのか・・・。
これが紅茶を飲む国とエスプレッソをくいっと飲む国の違いなのか。

英国は牛乳、乳製品が豊富。牛さんありがとう。
牛乳もホール、スキムド、セミスキムドと薄いのから濃いのまで。クリームもシャバシャバなシングルクリームから濃いダブルクリーム、又はその上のもっと濃厚なのもある。
所変われば品変わる。
昔から人々はその地で生産される物を作ってその国ならではの料理を作り上げてきた。
スコーンもその一つじゃないだろうか。
クローテッドクリームなしのスコーンは考えられない。
もちろん泡立てたダブルクリームでもいいけど、やっぱりスコーンはあのどこまでも落ちていくような濃厚なクローテッドクリームでいただきたい。



写真の中にあるクローテッドクリームは有名なブランドのもの。ホテルなどでも使われています。
下は大家の家に毎朝届けられる牛乳。お店で買うのとは違う。
以前一本もらい、飲もうと思ってフタをあけてコーヒーに注ごうと思ったら出てこない。
????と思って口を覗いたら、脂肪分が固まってた。このリッチな牛乳のおかけで、インスタントコーヒーがおいしくなったのを覚えてます〔笑〕