人間の身体は約70%が「水分」でできています。また、残りの約20%は「たんぱく質」から構成されています。そもそも、たんぱく質とは、「筋肉」「臓器」「髪」「爪」「ホルモン」「免疫物質」などを構成する身体を作る栄養素です。人間の身体の三大栄養素の「炭水化物」「脂質」とともになくてはならないものです。
そのたんぱく質は20種類のアミノ酸が配列を変えることでできるそうですが(難しいことはわかりません)、そのなかの9種類は身体の中で作りだせないため、食事から摂取するしかないそうです。
主な食品100gあたりのたんぱく質量(食品成分データベース:文部科学省)
米(精白米):6.1g
ぶたばら(脂身付、生):14.2g
うしひれ(赤肉、生):19.1g
とりもも(皮付き、生):17.3g
にわとりのたまご(全卵、生):12.3g
インスタントコーヒー: 14.7g
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」では、日本人の一日あたりのたんぱく質平均必要量は成人男性で50g、成人女性で40gと定義されています。可能であれば成人男性は60g、成人女性は50g摂ることが推奨されています(妊娠中の方、成長期の子どもなどは必要な摂取量が違います)。
たんぱく質が不足してしまうと身体によくないことはわかったのですが、逆に多ければよいというものでもないとのことです。たんぱく質の摂りすぎが原因だと考えられることは、次のようなものだそうです。
■内臓疲労
たんぱく質が多いと栄養として吸収されず、邪魔なものとして身体の外へ排出します。消化の過程で肝臓や腎臓に負担をかけるため、内蔵疲労を起こす可能性があるそうです。気が付かないうちに体調不良につながりますので、怖いですよね。
■カロリーオーバー
たんぱく質には、「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」があります。動物性たんぱく質には必須アミノ酸を含むものも多く、効率よくたんぱく質が摂取できますが、どちらかというと脂質も多く、カロリーも高とです。つまり、動物性たんぱく質ばかり摂りすぎるとカロリーオーバーとなり、脂肪として蓄積されることになり、太るリスクが高くなるそうです。これは、とても怖いですよね。
■尿路結石になる可能性
また、動物性たんぱく質を多く摂りますと身体の中で「シュウ酸」や「尿酸」という物質が増加します。シュウ酸は、カルシウムと結合する性質があり、腸で吸収しきれなかったシュウ酸が尿として排出されることになり、さらに、尿に含まれるカルシウムと結合すると尿路結石を引き起こすそうです。ものすごく痛いと聞いていますので、怖いですよね。
■腸内環境の乱れ
大腸内には100種類以上の「善玉菌」と「悪玉菌」の腸内細菌が常在しています。そして、そのどちらにでもなる「日和見(ひよりみ)菌」がいます。ほとんどが「日和見菌」とのことですが、悪玉菌の勢力が強くなると悪玉菌、善玉菌の勢力が強くなると善玉菌へと変化するそうです。よって、悪玉菌が善玉菌よりも優位になると、日和見菌が一斉に悪玉菌となり腸内環境を乱してしまいます。人間社会と同じような菌社会ですね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。