注; ここに私が記載したからと言って、これが正解だということではありません。
最近、NPBで活躍した内野手がMLBへ行って成功していません。
強肩のショートでMLBに入団してもセカンドへコンバートをされることが多いです。元・埼玉西武ライオンズの中島裕之選手もそうですし、昔の松井稼頭央選手(現; 東北楽天ゴールデンイーグルス)もそうですよね。
その要因はいろいろと言われ、肩の強さもあるでしょうけど、守備に対する考え方に大きな違いがあるそうです。
それは三遊間のゴロ捕球に関してだと言われています。
シアトル・マリナーズのジャック・ウィルソン選手は「日本の選手は基本に忠実過ぎるあまりに三遊間のゴロを正面で捕球する。そのために一塁でセーフにし内野安打にしてしまう」と説明します。
YouTube: 【MLB】超変態な遊撃手ジャック・ウィルソン好プレー集 最新版 Jack Wilson
ウィルソン選手は「バックハンドは必要不可欠なプレー。回り込んで正面で捕球したら勢いが止まらず送球してもよっぽど強肩でない限り一塁が間に合わない。しかし、バックハンドなら捕球時にすでに送球しやすい体勢なので送球が早い」と言う。
少し前に、高校野球でもバックハンド守備を主流とする内野指導をしていたチームがありました。その時の説明も同じ内容だったと記憶しています。
バックハンドの打球を正確に捕球するコツは「顔をできる限り真っ直ぐに静止した状態で捕球すること」だそうです。
顔が横に傾くことで距離感を失い、ボールとの距離感が正確に見ることが出来なくなるそうです。バッティングも同じですよね。
そもそも、人間の脳は正方形という形の中でしか正確に距離感をつかむことができないそうなのです。
どちらかと言うとバックハンドはあまり良いプレーだとは言われていない日本野球。
私も何が何でもバックハンドとは思いませんが、正しいバックハンドの捕球方法を教えて行けば、守備へのプレーも変わっていくのではないかと考えます。