10ゲーム 10ゲーム
後藤の振り逃げ
ジャイアンツ球場 毎週末 フライ捕る オーライよ
ピンチの時には角盈男
球児好児の右好児
大豊大豊大豊のチューインガム
チューインガムはグリーンウェル
グリーンウェルはポンコツだから
超急速に行方を調査しろ
このネタは、ナイツは、マセキ芸能社、漫才協会、落語芸術協会所属する塙宣之さん(左:ボケ・歌ネタではツッコミ・ ネタ作り担当、YouTuber)と土屋伸之さん(右:ツッコミ・歌ネタではボケ担当、YouTuber)のお笑いコンビ、漫才師、YouTuberの「ナイツ」の古典落語「寿限無(じゅげむ)」を基にした、野球漫才「野球寿限無」のネタです。2010年に独演会用のネタとして作られたものです。
話の流れとして、塙さんの野球の話が始まります。
長嶋茂雄さんが監督(元;読売ジャイアンツ)時代にメイクミラクルで10ゲーム差をひっくり返して優勝。
後藤孝志さん(現;読売ジャイアンツコーチ)という地味な選手がいて、普通なら振り逃げはやらないのに真剣に走った。
後藤さんはジャイアンツ球場(二軍本拠地)で毎週末熱心にフライを捕る練習をしていてオーライだ。
ピンチになると必ずでてくる投手がいた、角盈男さん(元;読売ジャイアンツ)。投手といえば、現在の守護神は、越智大祐さん(元;読売ジャイアンツ)もいいが、久保裕也さん(元;読売ジャイアンツ)のほうが安定しているとつぶやく。
なぜか、野球とは関係ない先輩の漫才コンビの青空球児・好児は、右側が好児さんだと説明。
大豊泰昭さん(元;中日ドラゴンズ)という選手はいつもチューインガムを噛んでいた。
チューインガムといえば3億円で呼んだグリーンウェルさん(元;阪神タイガース)がいた。彼は自打球を当てたことを理由に1週間ほどで帰国してしまった。
グリーンウェルさんはポンコツだから行方を超急速に究明しろ!
という、野球に興味のない方にとっては、まったくつまらない話をします。土屋さんはこれでは「落ち」もなく、漫才にならないので、落語くらい勉強しておけと突っ込みます。すると、塙さんは落語を勉強していて「寿限無」が好きだといいます。実際に塙さんは落語の三遊亭小遊三一門として活躍しています。
そして、ここからようやく、この漫才の仕掛がでてきます。漫才を聞いている人に「コレなんだ?」「何やるんだ?」と思わせてフリがあっての本題になるというこのネタ。私的にはナイツの漫才の中でも名作中の名作だと思っています。
ちなみに、「寿限無」は、古典的な落語であり、生まれた子どもがいつまでも元気で長生きできるようにと考えて、とにかく縁起のいい言葉を幾つか紹介され、どれにするか迷った挙句に全部付けてしまったという、とんでもない名前を付けたという話です。
さて、土屋さんが寿限無のフレーズを頭から順次いいます。
寿限無 寿限無
五劫の擦り切きれ
海砂利水魚の
水行末雲来末風来末
喰う寝る処に住む処
藪柑子の藪柑子
パイポ・パイポ・パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの
長久命の長助
すると、塙さんが寿限無のリズムに合わせて、これまでの話を振り返ったのが、冒頭のセリフになります。
土:結局、何がオチなんだ?
塙:救援はやっぱり越智より久保だ
いよいよ2021年のプロ野球が今週金曜日(3月26日)に開幕します。今シーズンのオチは、どうなるのでしょうか。楽しみですね。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。