昨日は四回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろいました。
第一試合
創造学園高が2本のホームランなどの長打攻勢で長野日大高のピッチャー4人を打ち込み、ベスト8進出を決めました。大会前にはそれほど評判は高くなかったものの、一回戦の篠ノ井高戦以外は、投打ががっちりかみ合って、強さを発揮しています。
長野日大高は打線が創造学園高の4人のピッチャーに抑え込まれ、本来の力を発揮できませんでした。
創造学園 0 0 3 1 0 0 0 3 1|8
長野日大 0 0 0 0 0 1 1 0 0|2
第二試合
都市大塩尻高は三回までの先制チャンスをすべてダブルプレーで得点できなかったが、四回にようやく2点タイムリーで先制。丸子修学館高はその裏、2アウトからの連打で1点を返したものの、以降はチャンスに1本出ず。都市大塩尻高は八回に相手バッテリーエラーで1点を追加し、さらに2ランホームランで勝利。
丸子修学館高は途中リリーフのエースが好投し、最終回に満塁のチャンスを作るものの、都市大塩尻高のピッチャーを捉えきれませんでした。
都市大塩尻 0 0 0 2 0 0 0 3 0|5
丸子修学館 0 0 0 1 0 0 0 0 0|1
≪ その他球場の四回戦の結果 ≫
上田県営球場
上田西 13-0 松代 (5回コールド)
佐久長聖 9-2 東海大諏訪 (7回コールド)
松本市野球場
中野立志館 0-7 小諸商業 (7回コールド)
松商学園 9-7 飯田風越
諏訪湖スタジアム
松本工業 0-2 松本深志
長野西 11-1 松本美須々ケ丘 (5回コールド)
四回戦の結果、南信勢が残念ながら姿を消してしまいました。南信勢は昨年もベスト8に残れませんでした。今後の巻き返しを期待しています。
上田西高と佐久長聖高は前評判に違わぬ戦いぶりを発揮してきています。このまま、よもやの5年連続決勝戦になってしまうのでしょうか。一方、松代高と東海大諏訪高はこれほど点差が開くとは予想外だったと思います。
小諸商業高は、いよいよエンジンがかかってきた感じです。中野立志館高は今後に自信が付いたと思います。松商学園高は冷や汗ものの辛勝でしたが、最後まで追い詰めた飯田風越高は目標までに一歩及ばず。
松本深志高は少ないチャンスをモノにして接戦でも強さを見せてきました。松本工業高は深志高一年ピッチャーとエースに抑え込まれてしまいました。最後の一打の当たりが残念。しかし、二年生ピッチャーが貴重な経験。
長野西高は2年連続のベスト8進出。歴史を書き換えるか。松本美須々ケ丘高は22年ぶりの四回戦進出でしたが、ここで力尽きた感じです。
≪ 準々決勝 組み合わせ ≫
7月20日(水)
第一試合 小諸商業 vs. 長野西
第二試合 松本深志 vs. 松商学園
小諸商業高は2年連続、長野西高は初のベスト4を目指す一戦。試合経験では小諸商業高にありますが、勢いは長野西高にあります。まったくの互角と思えます。
松本対決は松商学園高打線が松本深志高ピッチャー陣をどう打ち崩せるかにあると思います。四回戦までの内容から見て、松本深志高の安定感が勝利に近いと思います。
7月21日(木)
第一試合 上田西 vs. 都市大塩尻
第二試合 佐久長聖 vs. 創造学園
都市大塩尻高打線が早い回に得点を挙げれば面白い試合に。都市大塩尻高はエースの連投が気がかり。上田西高は打線に心配はなく、ピッチャーも継投策で万全で来ると思われます。
共に継投と強打のチームカラー。創造学園高は挑戦者として、常に攻めの気持ちでいれば、一波乱あるかも知れません。佐久長聖高はここまで付け入るスキのない試合展開。投手戦にしても打撃戦にしても優位かと思います。