初回、対戦相手の長野・松商学園高校の先頭バッター百瀬くんへの2球目の投球は150km/h。
このときはスタンドは「おおっ」というざわめき。
そして、初回で2奪三振。これは期待どおりのストレートで三振の山が見られるかと思いきや、寒さがあってか、期待のストレートの150km/h超えは2球のみでした。
プロ注目の県立岐阜商高・高橋純平くんです。
それでも、この試合まで、特に前日の月曜日からこの直前の試合までに投げたピッチャーと比較してはいけないでしょうけど、現時点でのピッチャーとしてのレベルの違いを感じます。
相手チームに許したヒットはポテンヒットとバントヒットでの2本のみ。松商学園高には失礼ですが、ここのレベルの違いもあると感じました。
中盤からはストレートを抑え気味で、変化球をうまく使うピッチングへと。
低めへのストレートのキレと伸び。カーブのブレーキとスライダーのキレ。
噂どおりでした。
それでも、9回完投 2安打 1四球 1失点(自責点0) 11奪三振。
4回以降はパーフェクトピッチング。
行く末はダルビッシュ有選手(テキサス・レンジャース)か、藤波晋太郎(阪神タイガース)か、はたまた大谷翔平選手(北海道日本ハムファイターズ)か。
これから、投げるたびに注目度も上がっていくでしょうね。
今年、対戦することは99%あり得ないと思う太郎。
万が一、実現すれば世界三大びっくりの一つ。
現時点では、まだ憧れの世界ではありますが、もうすぐ、言い訳の利かない、同じステージに立つことになります。
「思ふなよ 浮世の中を出で果てて 宿る奥にも宿はありけり」
(これは後日、紹介します)