野球小僧

なんと言っても我々の師匠、内海桂子ですよね / ナイツ

塙:あ、でも、なんと言っても我々の師匠、内海桂子ですよね。うん
土:えぇ。まぁ、桂子師匠に弟子入りして、かれこれ10年ですけども、えぇ
塙:ビックリしたんですよ。この前なんかテレビで見たんですけど~
土:はい
塙:内海桂子師匠ってね30代なんです、まだね
土:そんなワケねぇだろ!見たらわかるだろ!

女流漫才コンビ「桂子・好江」で人気を博し、アラ100の現役最年長芸人として活躍した漫才協会名誉会長の内海桂子さん(本名;安藤良子)が2020年8月22日に亡くなりました。

1950年に「内海桂子・好江」として、好江さんと音曲漫才コンビを組んで人気でした。しかし、1994年に長男を亡くし 3年後の1997年には相方の好江さんが病気のため他界。その後はピン芸人として活躍し、公式HPやブログを立ち上げ、近年ではツイッターで自らの言葉で1日数回程度の割合で、戦争のことなど、歴史の生き証人として若者にも言葉を届けていました。ただ、投稿作業はすべてマネージャーでもある夫の成田常也さんが行っていました。

桂子さんは、2019年の夏に病気を発症してからは、身体に気を使い、2020年1月中旬まで舞台に上がっていましたが、1月末から体調不良で入院していましたが、一時期は回復傾向にあったとのことです。しかし、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、3月末から病院が見舞い禁止となっていました。

また、4月には成田さんが倒れて緊急搬送され、約1ヶ月意識が混濁するという状況になり、投稿も4月14日でストップしたままとなり、近親者や関係者も行方が分からず連絡がつかない事態が続いていたそうです。

成田さんとは1999年に24歳の年の差婚で世間の注目を集めていました。桂子さんはシングルマザーとして2人の子どもがいたものの初婚(1946年に林正二郎さんとの間で、子どももうけたため婚姻届を提出しましたが、戦後の混乱で届かず、未婚扱い)で77歳、成田さんは53歳でした。

塙:え?90歳ってことは、旦那さんがたしかいたと思うんですけどかなり高齢じゃないですか?90・・・
土:いや、会ったことあんだろうがよ?
塙:え?90何歳じゃないですか?
土:若い旦那さんがいるだろ、お前
塙:え?
土:77の時に24歳年下の旦那さんと結婚したんだよ、お前
塙:・・・変態じゃねーか!
土:変態だよ!変態だよ、それはもう!
塙:両方変態じゃねーか!
土:両方変態だよ!なんなら向こうの方が変態だよ!初婚の相手が77なんだから!お前。何言わしてんだ!俺お前~

桂子さんの容体が急変した際に別の病院に入院していた成田さんへ連絡が入ったそうですが、最期には間に合わなかったそうです。しかし、最愛の相方として、旅立ちの見送りはできたそうです。成田さんは8月に入り回復し、9月半ばに退院が予定されるほどになり、さらに8月23日には退院できたとのことです。そのため旅立ちの準備が行え、約10年前のお気に入りのプライベートショットを遺影に選ぶこともできたとのこと。成田さんは、「師匠(桂子さん)が私の回復を待ってくれていたのでしょう。見送りができてよかった」と、10年間の同居も含めて最期まで愛の形を示すことができてよかったと思います。

直弟子には、笑組、ナイツなどがいます。また、ウッチャンナンチャンも事実上弟子扱いされています。

土:お前。違うよ、お前。いや、それはね、健康の番組があったんだよ
塙:はい
土:そこでね、桂子師匠の長寿の秘訣を探ろうと思っていろいろ調べたら~
塙:はい
土:骨の年齢が30代だったって驚異的な数値が出たんだよ!
塙:あ、そういうことなんですね
土:そうだよ、アンチエイジング業界に衝撃が走ったんだ!
塙:あぁ、知らなかった。えぇ、えぇ
土:30代の骨してたんだよ、しょうがないだろ、それ調べたらそうだったんだから
塙:実際はいくつなんですか?
土:90歳だよ
塙:クソババアじゃねぇか!?
土:クソババアだよ!クソババアだよ、会った時からクソババアだよ、そんなもん。80から弟子入りしたんだからクソババアだろ、しょうがないだろ、うん

漫才上では、こんな感じに師匠をいじっていますが、TVなどでは共演したこともあり、小気味よいやり取りで笑わせていただき、その絆の強さを感じさせてもいただきました。

塙宣之さん:「言葉で絵を描きなさい」師匠から何度も教えて頂いた指導です。誰より漫才を愛した師匠でした。意志を継いでいくので安心してゆっくりと休んでください。本当にありがとうございました

土屋伸之さん:とにかく舞台が好きで、お客様への愛情に満ちた師匠でした。最後まで芸人として力強く生ききったその姿を間近で学ばせて頂くことができて、僕らはきっと日本一幸せな漫才師です。本当にありがとうございました

新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。

どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。

私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

私も、桂子・好江さんの漫才もリアルタイムで観ていました。ただ、観ていた当時の年代は違うと思いますが。

ナイツは師匠の桂子さんが得意としていた掛け合いネタの「名鳥銘木(めいちょうめいぼく)」をラジオのコーナーにしたそうです。

名鳥銘木とは、き(木)にとり(鳥)がつく掛け合い漫才で、言葉の中に「き」と「とり」をつけるものです。

♪名鳥銘木 木にトリとめた 何の木に止めた?
♪ホウキに止めた!
♪なんのトリとめた?
♪チリトリ止めた

というようなものです。昔のお笑いネタが時代が変わっても受け継がれていく・・・。これこそ芸人冥利に尽きることでしょうね。
eco坊主
おはようございます。

ナイツの漫才は好きです。第5?第6?世代?
内海桂子・好江さんの漫才もリアルで観た事のある輩です。ネタは覚えていませんが。
巨星墜つと言っても過言ではないですよね。
ご冥福をお祈りいたします。合掌


多くの方に感謝しつつ自ら冷静に行動をしたいと思います。
ここにお越しの皆様もどうかお気をつけください。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「名言・迷言」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事