先日,NHKの夜9時からのニュースを見ていたのですがトップニュースが小泉進次郎農林水産大臣(農水相)を,「コメ大臣」と呼んでいたこと。

民放の情報番組やネットニュースならまだしも公共放送でのこのような呼び方をしたのには,「NHKでも,こう呼ぶんだ!やるね,NHK」と思わず感心してしまいました。
いろいろと注目度の高いコメ大臣ですが,これからの結果次第でまた呼ばれ方が変わってくるのでしょう。
そんなコメ大臣は過去からいろいろな呼ばれ方をされていました。
■セクシー大臣
2019年の環境相時代に米国・ニューヨークで開催された国連気候行動サミットの会見で,「気候変動問題のような大きな問題に取り組むことは楽しく,カッコよく,セクシーであるべきだ」と英語で発言してから
■ポエマー / ポエム大臣
簡単なことを難しく言ったり,同じことを別の言葉で繰り返したりする「小泉進次郎構文」「小泉ポエム」から
■増税王子
総裁選に立候補後に実質的な「増税」を彷彿させる政策を発表。それまでの「増税メガネ」に代わり,新たな増税源として
■横須賀のレジ袋
「X(旧ツイッター)」で2021年9月にあだ名を投票した結果
■おぼろげな男
2021年4月に放送されたTVニュース番組で,2030年度の温室効果ガス削減目標を,「2013年度比6%減 → 46%減」と表明。その根拠として,「くっきりとした姿が見えているわけではないけど,おぼろげながら浮かんできたんです。『46』という数字が。シルエットが浮かんできたんです」と発言したことから
■増税世襲男 / 増税ポエム / 増税ほくろ
40歳を超えているため,「『王子』はおかしい,もったいない」とのことで「王子」を取っ払った第2形態
そして,コメ大臣は海外にも進出。なんとお隣の国の韓国でも異名があります。
■ファンクルセク座
韓国で知名度が高いのは,やはり2019年の気候関連イベントでの発言。
「気候変動のような大きな問題は楽しく,クールで,セクシーに取り組むべきだ」
この発言を受け,韓国では英語の「fan(ファン=楽しい)」「cool(クール=かっこいい)」「sexy(セクシー=色っぽい)」の3つの単語をもじって,「ファンクルセク座(ジャ)」と呼んでいる(「座」はインターネット上で人をおだてるときに使用する言葉)。
今回のコメ大臣就任に際しても大手紙「中央日報」や通信社「ニューシス」などが。「『コメ発言』日本の農相更迭 後任には『ファンクルセク座』小泉氏」などと報じたそう。
なお,同じ内容を繰り返す「小泉進次郎構文」も有名。韓国日報は,「同語反復または循環論法に過ぎない」としながらも,「中毒性が高い」と紹介。
本日も拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって,よい一日になりますように。
また明日,ここでお会いしましょう。それではごめんください。