中学野球での練習試合後には、お互いのチームにて挨拶をします。
通常は「練習試合、ありがとうございました」的な通り一辺倒ですが、先日のキャプテンのように気の利いた素晴らしい一言で締めくくる場合もあります。
ほとんどの場合には両チームベンチが分かれていますのでグラウンドの両端とか、チーム同士に距離があります。
ですが、先日の遠征時には相手チームが外野間ダッシュしていましたタイミングと重なってしまい、お互いの距離は1メートルほど。
(せっかくの迷場面でしたが、携帯で撮ったため小さくてすみません)
TV番組の集団お見合い企画じゃないですし。
ましてや、今年は女子選手がいない、男だらけのチームなのですから、こんな近くで見つめ合っていても何も楽しいことはないはずなのに・・・
♪
見つめ合うと素直に お喋りできない 津波のような侘しさに I know...怯えてる, Hoo...
「TSUNAMI」 詞; 桑田圭祐
という感じはなく、そこで、お互いに挨拶をして、帽子を振るという姿でした。
ちなみに、帽子を振るのは長野県内独特の風習のようです。
他県チームはあまりやりませんが、フェスティバルで交流するたびにだんだんと広まって来ています。
長い間、見ていますが、これだけの距離で挨拶を交わしているのは初めて見させていただきました。
(翌日も同じようなことをやっていましたが・・・)
こういう面白いところだけは、誰も教えることなく前チームを越えられたかも知れません。
写真手前でちょっと苦笑気味に見ている指導者陣です。