九州六大学野球連盟とは、福岡県内に所在する6校の大学で構成された大学野球リーグです。全日本大学野球連盟に所属しています。
九州国際大は最優秀防御率の高椋選手(三年・柳川高)と最優秀選手賞の佐藤(三年・宇部商高)の両右腕が優勝の原動力となり、10戦負けなしで3季ぶり50度目の優勝を果たしました。打線はベストナインの白石選手(四年・飯塚高)、打点王の岡本選手(三年・熊毛高)らがけん引しました。投打にわたり安定した戦いで、初の全勝優勝を達成しています。
所属リーグ 勝敗は2017年秋季リーグ戦
九州国際大 11試合10勝 0敗 1分 勝率1.000
福岡大 12試合 6勝 4敗 2分 勝率.600
北九州市立大 10試合 6勝 4敗 0分 勝率.600
久留米大 11試合 5勝 5敗 1分 勝率.500
西南学院大 10試合 2勝 8敗 0分 勝率.200
九州大 12試合 1勝 9敗 2分 勝率.100
優勝回数 2017年秋季リーグ終了時点
55回 福岡大
50回 九州国際大
6回 北九州市立大
5回 久留米大
5回 西南学院大
1回 九州大
歴史
1957年 九州地区大学野球連盟の連盟内組織として創設
1965年 全日本大学野球選手権大会の単独出場権を獲得、九州地区大学野球連盟枠から独立
2007年 春季に2戦先勝の勝ち点制を試験的に導入
2008年 春季に2戦固定の勝率制に戻す。但し、以前とは異なり引き分け再試合を実施しない
時期は不明ですが、2014年春季の時点で引き分け再試合制を復活させている
運営方法
固定した6校
対戦方法
春秋でそれぞれ2回戦総当りでリーグ戦を行います。延長は12回まで。決着がつかない場合、引き分けとして再試合となります。
順位決定方法
勝数の比較により決定します(勝ち数制)。勝ち数と負け数が同数となった場合、春季は優勝チームを決定するための、秋季は優勝、準優勝、3位の決定戦を行います。それ以外の順位については前季の順位が上のチームを上の順位となります。
優勝校特典
春季リーグ戦の優勝校は全日本大学野球選手権大会の九州六大学野球連盟代表校として出場権を獲得します。秋季リーグ戦の上位3校はユニバーシアード記念九州大学野球選手権大会の九州六大学野球連盟代表校となり、この大会で優勝した場合、九州地区代表として明治神宮野球大会出場権を獲得します。
試合会場
福岡市及び北九州市周辺の各公共野球場で開催しています。
福岡ヤフオクドーム、北九州市民球場、春日球場、久留米球場、筑豊緑地球場、桧原球場、小郡球場
西福戦
西南学院大と福岡大は福岡を代表する私立大です。リーグ草創期に上位を争っていたことから「西福戦」として両校が応援団などを動員した対抗戦として盛り上げています。
全国大会出場
福岡大 全日本大学野球選手権大会 出場28回
明治神宮大会 出場10回:ベスト4 1回
九州国際大 全日本大学野球選手権大会 出場24回:ベスト4 5回
明治神宮大会 出場11回:ベスト4 2回(旧:八幡大)
北九州市立大 全日本大学野球選手権大会 出場 5回(旧:北九州大)
西南学院大 全日本大学野球選手権大会 出場 6回
久留米大 全日本大学野球選手権大会 出場 2回
明治神宮大会 出場 3回:ベスト4 1回