大会二日目は早くもシード校の登場となります。松本市野球場では松本深志高と松商学園高、塩尻市営球場には松本第一高と塩尻志学館高です。昨秋のベスト4が一冬越えてどのような試合を見せるかに注目です。ということで、大会二日目は塩尻市営球場の二試合を観戦してきました。
塩尻市営球場の第二試合は塩尻市内同士の対戦でした。しかも、この2校に都市大塩尻高を加えて、毎年4月初旬に3校リーグ戦を行ったばかりです。
試合は序盤から点の取り合いとなり、田川高に先制された志学館高がすぐに逆転したものの、再度、田川高が逆転し、そのまま二番手ピッチャーの好投もあり、逃げ切りシード校の塩尻志学館高が姿を消してしまいました。
第二試合
田川025001000|8
志学030100000|4
初日からこの試合まで5試合を見てきましたが、この試合を含めて、やっぱりエラーが失点につながり、その数が多い方が負けへの近道へと道案内されてしまいます。
いくら暖冬で雪が少ない年が多いとは言っても、冬の寒さ、冷え込みでグラウンドが使えないため、充分な守備練習が出来ません。でも、最近は守備練習の出来る屋内練習場を持っている学校もありますので、持っているところと、持っていなところとの違いとも思えるのですが、それだけではなさそうな感じでもあります。
観ていて思ったのが判断ですね。ずばり、判断が良くないことが多いのです。間に合いそうもないところへ、焦って無理して投げる。投げられる方も予測をしていないので、予期せぬプレーに反応できない。
実戦での経験不足と言ってしまえば、それっきりですが、準備不足なのでしょうね。もちろん、心の準備だけでなく、技術の準備も含めてです。
既に半分のチームが春季大会から姿を消しました。三年生にとって、残すは二ヶ月半後に始まる夏の選手権大会のみ。
準備不足にならない夏にして欲しいと思います。
第一試合
松本第一高 12-0 松本美須々ヶ丘高 (5回コールド)
松本美須々ヶ丘高は前日の試合結果と入れ替わった感じ。ミスも多く、松本第一高の前に委縮してしまっていたかのようでした。
松本市野球場
第一試合
松本深志高 5-2 豊科高
第二試合
松商学園高 5-4 創造学園高
第三試合
池田工高 1-0 松本工高