もうすぐ5月というのに、冷たい強い風が吹き抜ける松本市野球場へ中信予選会一回戦の3試合を観戦してきました。松本市野球場の第三試合は2010年の第92回全国高等学校野球選手権大会に出場した松本工業高校と今春に開校したばかりの日本ウェルネス高校の顔合わせでした。
試合の方は松本工高の貫禄勝ちという内容でした。
第三試合
ウェル 1|000 100 00
松 工 8|330 000 02×
それでも、ウェルネス高が初回先頭バッターがいきなり3ベースを打った際、球場内には「おお~」というどよめきに包まれました。その裏の守りもアウト2つをポンポンと取ったときにも「おお~」という声に包まれました。それは何かを期待させてくれるものでした。しかし、得点は挙げられず、2アウトからヒットを打たれ失点してしまいました。 それでも、まったく手も足も出ないという感じはありませんでした。3回途中からリリーフした二番手ピッチャーはテンポ良く投げ、松本工高打線を抑え込み、ウェルネス打線も中盤以降に得点チャンスを作りだしていました。
結果は予想できたものでしたが、仕方がないですよね。ついこの間までは中学生だったのですから。それでも、私が思ったよりもチームとしては出来ていました。
守備はまあまあ。細かいミスはあったものの、基本的な動きは出来ています。打撃はひ弱さはあるものの、まったく手が出ないというものではありません。
練習試合も4月の高野連登録後からだと思えば、何試合が出来たことか判りません。まだまだ、絶対的な経験値不足なのですよね。
ただ、これから経験、技術、スピードに力強さを身に付けて行けば、来年以降は上位に顔を出してくるのではないかとの予感がします。
兄貴分の東京・日本ウェルネス高校は東京都春季大会で大会初勝利を挙げるとともにベスト16まで進み、夏の大会のシード権を獲得して成長著しいですから、負けないように力を付けて行って、中信地区のレベルアップに一役買って欲しいと思います。
第一試合
松本美須々ケ丘高 20-0 蘇南高 (5回コールド)
見た感じですが、蘇南高は一年生が多かったように思えました。また、高校から野球を始めたような気も。でも、生徒の応援、保護者の応援は負けてはいませんでした。
第二試合
田川高 7-3 松本県ケ丘高
田川高が5回に4点を挙げて逆転し、その後追加点を奪い、県ケ丘高の反撃を1点に抑えて二回戦へ。県ケ丘高は走塁ミスが痛かった。
塩尻市営球場
第一試合
豊科高 9-6 木曽青峰高 (延長13回)
第二試合
松本蟻ケ崎 2-7 創造学園高
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まっくろくろすけ
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