長野大会はベスト8が決まり、18、19日に松本市野球場で準々決勝が行われます。
ベスト8の顔ぶれは、春季県大会ベスト8のAシード校が佐久長聖高、上田西高、松商学園高、松本第一高の4校です。松本国際高と小諸商高は春季県大会ベスト16のBシード校、岡谷南高と日本ウェルネス信州筑北キャンパス校はノーシードから勝ち上がってきています。佐久長聖高は11年連続、岡谷南高は27年ぶりの進出であり、ウェルネスは県高野連加盟3年目で初のベスト8入りを果たしました。
初回、ウェルネスは2アウト一・二塁のチャンスを活かせず無得点。その裏、佐久長聖高は2アウト三塁のチャンスからタイムリーヒットで先制。しかし、ウェルネスは2回表にノーアウト三塁からスクイズですかさず同点。追いつかれた佐久長聖高の2回裏は1アウト満塁から2点タイムリーで、再びリードを奪います。佐久長聖高は4回にも追加点を奪い、試合を優位に進めます。
ウェルネスは6回表に2点を還しますが、佐久長聖高はその裏に3点を奪って、再び突き離します。結局、その後も佐久長聖高は攻撃の手を緩めず8回コールドでベスト4進出を決めました。
日本ウェルネス筑北キャンパスはチーム創部から3年。昨秋優勝、今夏ベスト8と着実に力を付けて来ました。ただ、新チームがどこまでの力を持っているのか、次のチーム作りという意味で試される秋になりそうです。
佐久長聖高は6年連続ベスト4。2年ぶり甲子園まであと2勝です。
ウェルネス 0 1 0 0 0 2 0 0|3
佐久長聖 1 3 0 2 0 3 0 1x|10
(8回コールド)
上田西高は初回に2アウトからタイムリーヒットで先制。2回にも3点を追加し、序盤から試合をリードします。小諸商高は4回表のチャンスにスクイズを試みますが、本塁でタッチアウト。その後の一塁ランナーもけん制でアウトとなり、得点チャンスをなくします。しかし、5回表の小諸商高は1点を還しますが、佐久長聖高はその裏に2点を挙げて、試合の主導権は譲りません。
その後、8回にも得点を重ねて、このままかと思いましたが、小諸商高は9回表に3つのフォアボールで2アウト満塁。続くバッターの打球はレフトの頭上を越えて、2点を追加し、一塁ランナーも本塁を狙ってきましたが、返球によってタッチアウトとなり、試合が終了。
上田西高は3年ぶりのベスト4.そして、3度目の甲子園に向けて階段を1つ昇りました。
小諸商業 0 0 0 0 1 0 0 0 2|3
上田西 1 3 0 0 2 0 0 1 x|7
今日は連覇を狙う松商学園高、松本第一高と松本国際高の地元3校が登場し、ベスト4が出そろう予定です。