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ふくしまキッズin京都

京都プログラムの活動報告や参加者との情報共有などを行います

田歌舎スタッフ 藤原 有

2016-07-12 10:39:12 | 2016春京都P文集

今回で6回目となった、ふくしまキッズ。

始まりは「ふくしまの子ども達を受け入れる」という相談ではなく、固い意志の報告でした。

初回は、細部にわたる検討を長〜いミーティングに参加するも、不安と緊張がいっぱい。

また、寄付をしてくださった方から、「私にできないことを代わりにしていただいてありがとう」とお礼をいただくことに驚いたり、活動報告のブログに入ると、親御さんからのコメントに涙がこみ上げたりする中で、被災地でない自分ということを再認識したことをふと思い出しました。

あれから回を重ねるごとに、田歌舎の活動は受け入れから生活することに趣が変わり、この春は、一層田歌舎らしさが濃い活動になったことを嬉しく感じています。



・大家族になって過ごすことからもう一歩、ここ田歌舎での生活を共にすること
・田歌舎の子ども達と関わる時間が多く持てたこと
・リピーターの子ども達はじめ、それぞれに自分たちのできることを意識していくれていること

それらが相乗して頼もしい活動になりました。そんな田歌を子どもたちも感じてくれているようで、何よりもスタッフも充実できたように思います。

沢山の性格、個性が交じり合いながらも、個々がそれぞれに頼もしく過ごす事ができたら素敵です。

もしかしたら、子どもたちは、そんなことを意識せずとも、心と身体で探りながら過ごしてくれていたのかもしれません。
(「沢山の性格」には、スタッフ、犬のサン・ハナ・タロウ・フク、山羊のなっちゃんを含みます。笑)

個人的には、教職室のおばさんとして、もくもくとご飯をつくるという微力な参加ですが、子どもたちを送り込んでくださる福島のお父さん、お母さん、毎回駆けつけてくれる歴代のスタッフ、力を貸してくれるKEENの方、そして、分厚い思いでふくしまキッズを支えてくださった、ふくしまキッズ協議会の方々に感謝して、次回夏のプログラムも台所から、子ども達の活動を感じたいと願っています。


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