福祉革命!

今、福祉業界は 崩壊危機に直面中。人は心で生きてます。皆さんに愛と勇気を…

人として、欠落してはならぬこと

2013-11-09 18:20:57 | Weblog
ご無沙汰しております。

介護職の面接で「自分も親を介護してきたから、介護はできます」と、話される方が多い気がします。
家族の介護をなさったから、介護職として「できる」と、言い切れるものなのでしょうか?

また、医師からの診断も何も受けていないご利用者のご家族に「○○さんは、認知症ですから、認知症の症状とは~です。」と、断言される介護職の方に苛立つ事があります。
「介護職」は、何様なのでしょうか?

先日、 丁度、入院している患者様にお見舞に来院した時の事です。
同室の患者様に、数人の施設職員が、隣のベッド横で大きな声で、質問をしていました。
他の患者様も休まれている病室。話すのも苦しいご様子のご利用者に、いきなり食事形態は?入れ歯は?オムツですか?等、30分以上にわたり質問をしていました。
周りや本人への気遣いもない様子に、いたたまれなくなりました。

項目や業務をこなす事ばかりが、優先して、目の前のご利用者やご家族、周りの方々の一番大切な思いの部分を感じることができず、相手を傷つけていることさえ気がつかない人が、福祉職として、名乗って欲しくないと思いました。

「介護」とは、何をいうのでしょうか?確かに、一般の福祉に携わってない方からは、排泄介助?食事介助?入浴介助?と、身体的な介助を思い浮かべれるかもしれません。

皆様は、介護職の専門家として「介護とは?」と、いう質問に、どうお答えになりますか?

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