福祉革命!

今、福祉業界は 崩壊危機に直面中。人は心で生きてます。皆さんに愛と勇気を…

身近にいませんか?

2010-07-27 12:31:03 | Weblog
何をするのも一つ一つの行動に細かくチェックしする上司。
何かトラブルがある度に部下に責任を押し付けいざの時は知らん顔。
責任をとる立場だから上司と言えるのではないか。
部下を信じられずにいる上司に部下はついてこない。部下はやる気を失せるだろう。
部下のやる気を引き出すのも上司としての大事な役割だと思う。
お互いに認め合えなければ、信頼なんて言葉は有り得ない。

福祉職は絶対と言い切れる形がない職業。
その福祉職員をまとめるには指導力が問われるだろう。
自信のない、器のない上司程、強引に管理しようとするのは気のせいだろうか。

上司より更に経験のある部下が入社されて一番不安でビクビクしているのは経験の浅い上司だろう。器がない上司程、威圧感を舘に地位や立場を全面に押し出される。

例え経験がない上司でも人としての配慮や強い責任感と相手を信じる器を持っていると人には自然についてくると思う。
立場がどうであろうと、人としての信頼関係を築けない人は誰からも信頼を得る事は難しいのではないだろうか。

「いざ」

2010-07-20 07:40:39 | Weblog
最近、「いざ」の対応でその人の普段は見えない人間性や肝(器)の大きさが見えてしまい残念に感じる事があります。

何もない時は、常に「すみません」を連発し腰が低く「この人、本当に大丈夫だろうか」と、心配されるような職員が「いざ」の場面で冷静に適切な判断で敏速に対応すると、周りは驚きます。
また、逆に普段は厳しい指導者として立ち振る舞っている人が「いざ」の場面ではオドオドし部下に責任転換するような人もいます。
日常生活でも多々あると思います。
例えば、結婚適齢期の恋人同士で、彼が「君の為ならなんでもできる。一生一緒にいたい」なんて彼女に常に伝えていたので、彼女が真剣な表情で「両親に会って欲しい」と、言うと、彼の反応は驚き、はっきりしない口調での返答。

また、予期できない火事や事故等の際、自分だけ助かろうとする人。

様々な日常の「いざ」の場面で、その人間性や覚悟がストレートに現れ真の姿をみる事が出来る気がします。

安心空間

2010-07-05 07:52:23 | Weblog
人は誰もが安心空間を持っていると思います。

例えば、トイレで何時間も本や新聞を読んでるとホッとしたり、部屋の隅の椅子に座ると落ち着く等、人それぞれホッとする空間も感覚も感じ方も違っているから人は奥深いとあらためて感じる事があります。

老人福祉施設等、集団生活の中で、プライバシーがどれだけ守られているのでしょうか。
「お客様を尊重し、快適な生活を送って頂く」等と、もっともらしい理念が掲げられていますが、実際は、常に職員が居室に出入りし、声もかけずにズサズサと入室される事も珍しくありません。
干渉されない時間や空間を持つ事さえなかなか出来ない中で個々に安心空間を見つけられ生活されています。
ご利用者に居室の変更を職員がお願いした際、涙ぐまれ「ここから見える空がいいから居室は変えないで欲しい」と、返答されました。
また、いつも決まった席に座り鼻歌を歌っている方。
また、一見、他人からは理解し難いこだわりが、生きる糧になる事もあるかもしれません。

美容室や小料理屋等で繁盛されているお店には福祉職に役立つヒントがたくさん隠されていると思います。
技術面だけでなくプラスアルファー、プロとして癒やされる安心空間の提供が、相手の心を掴むポイントのように感じます。
日常の中で創造される安心空間という場所は、他者から提供されるものではないのかもしれませんが、すべての人間にとって自分らしく生きるために必要不可欠なものであることを再度考えなくてはならない気がします。