福祉革命!

今、福祉業界は 崩壊危機に直面中。人は心で生きてます。皆さんに愛と勇気を…

「未来に繋がる為に…」

2011-08-28 18:33:39 | Weblog
福祉現場にいると、テレビや映画で以前流行した織田裕二さんの名台詞。「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ」のセリフを時々、思い出す事があります。

福祉の現場も常に戦場かもしれません。

その場、その瞬間で、臨機応変の対応や危機管理を求められます。
「生と死」が背中合わせの現場では、今日、元気に挨拶して下さったご利用者が、翌日、二度と会えなくなる事もあります。


危機管理として、思い浮かんできたのが、福島原発です。

当初「放射能の危険性について、人体への影響は問題ない」と、報道されていました。
無責任に「被害が大きくならなけばいい」と、ただ神頼みをしているの間に、又、政治的な紛争等を論議している間に、刻々と時間は過ぎ、被災地の方々や社会全体に、とてつもない大きな影響を及ぼし、放射性物質による人的被害を拡大させてしまったように感じてなりません。

福祉の現場でも、自己保身や責任回避の為に、事実を有耶無耶にした報告が、大きな事故に繋がることが多々あります。

「いざ」の場面で「何を最優先に考えるべきか」を、的確に判断出来る能力が管理側は必要不可欠だと思います。

優先順位を間違えると、被害拡大、信頼、安全、安心等を全て失う結果に繋がります。

また、職員のミスを指導もせずに「自分がやりました」と、三流ヒーローのような偽善者ぶる上司。ミスを注意されない職員は成長もできないでしょう。

「未来に繋がる為に…今、どうするべきか?」を、考える事が大切ではないでしょうか。