福岡エアロレプリカクラブ(FARC)小僧日記

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九七艦攻偵察員席考察

2020年12月21日 10時59分28秒 | ソリッドモデル
九七艦攻一型偵察員席考察
九七艦攻の偵察員席で行き詰まり中。
資料としては
ROBERT C. MIKESH氏のJAPANESE AIRCRAFT INTERIORS 1940-1045
世界の傑作機
丸メカニック
船津航空計器博物館
パールハーバー 太平洋航空博物館の画像
ぐらいしか手元に無く、その中でも一番参考になるのはミケシュ博士の本。
ただし、撮影されているのはサイパンで鹵獲された三型の電探装備機なので一型とはかなり違うと思われる。
射爆照準器が使用時には胴体左寄りに装備されるのは判っている。
JAPANESE AIRCRAFT INTERIORS 1940-1945のP198下段の写真では以下のとおり。




左下隅に写るものが偵察員座席と思って配置を考えたが、いくつか疑問が生じた。
偵察員席前の床には下方監視窓が大きく開口しているはずだが、この向きだと隔壁になっている。
写真の裏焼などかと思ったがどうしてもしっくり来ない。

PEARL HARBOR AVIATION MUSEUMでの写真の中に、偵察員席左下部隔壁に写っているモノに気が付いた。




この写真で見ると、シートに隠れているがバケット状の物入れ様の構造物があるように見える。
最初偵察員席と思ったものがこれだとすると、




こういう配置になる。
ただ、右側の爆弾投下装置が大きすぎるのと、パールハーバー航空博物館の別の写真の中で、前記の構造が必ずしもバケット状では無いように見える写真もある。
果たして実際はどうなのか。どなたか詳しい方いますか?
エイヤっと作ってしまおうか? キャノピー装着したらほとんど見えないし。鹿屋のぽー様に笑われそうだ。


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2021年新年会は中止、次回例会は3月21日、赤煉瓦文化館にて開催予定(コロナの影響で中止の可能性あり)

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2020年展示会は来年以降に延期します。

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