そもそも論として、どうして80歳まで働き手を求めなければならないのか、どうして中堅が担えないのかという疑問が出てきます。【ノジマ 80歳まで就業可能に】https://t.co/Hh3TmSqfS5
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 26, 2020
家電量販店大手のノジマは、全社員を対象に80歳まで働ける制度を導入した。大手企業で80歳まで雇用期間を延ばすのは珍しい試み。意欲があれば、80歳を超えての延長も検討していくという。
ノジマでは自社で販売員を独自に育成しているとのことですが、それでも高齢者に継続して働いてもらうというのは、やはり中堅クラスが不在だ(足りない)からではないでしょうか。きちんと中堅クラスが育っていれば彼らに役目を担ってもらえば済む話です。況してやどれだけ人件費が社員より安くなるとはいえ、それなりの人数を抱えれば結構な額になります。
もしノジマの考える方針が適合して高齢者の販売員が増えたとしても、そこから先の展望が望めるのでしょうか。下手すれば、否、既に中堅クラスを現代社会がバンバンと斬り捨てている中で、殆ど祖父・祖母と孫の様な年齢層しかいないというのは正しい方向性なのでしょうか。
私は以前から【老いても子は従えという社会になってはいけない】と書いてきました。本来の諺では老いた側は子供たちの考えを受け入れなさいというもので、そうしないといつまで経っても子供たちが成長しないからです。どれだけ高齢化が進もうと、どれだけ医療技術が発達していようと、生あるものは確実に死に絶える訳です。
そこできちんと世代交代ができていないと、いざ本当に高齢者が死に絶えた時に大きな空洞ができてしまいます。況してや子供たちは自立する術を失った儘に自立を余儀なくされるのですから尚更です。
ハッキリ言って、もう手垢が着きまくった昭和世代に有り難みを感じていては駄目なんです。もう時代の中枢にいるのは、社会のイニシアチブを握るべき立場は若い人たちなんですから、昭和世代を追い遣らねばならないんです。
どうか若い人たちは強い意識を持って日本のこれからを築いていってほしいです。絶対に老いた側に操られない様にして下さい😔 。