長年同居していた姑は、今では珍しく毎日着物を着ていました。ことにお出掛けの時は素敵な着物を粋に着こなし、夏の着物姿は、それはそれは涼やかでした。



その姑も5年前に亡くなり、遺された大量の着物をどうしようかと考えていましたが、この春31年続けてきた仕事を辞めたのを機に、ある計画を実行することにしました。
着物や帯をリメイクして、簡単な服や小物を作りたいという思いで、『あなたも藤野手芸倶楽部に入りませんか?』と呼び掛けたところ、オシャレな手芸好きのレディースが7人集まりました!
日本の伝統の織物を日常のいろいろな場面で使っていただけたらと、出来上がった作品は、近所のお店で売ることができたらいいなぁと計画しています。



6月7日は、第一回のミーティングをしました。沢山の材料を見てそれぞれがイメージを膨らませ、各自好きな着物や帯、帯締め、帯揚げなどを持ち帰りました。
次回の集まりは、7月5日です。それまでにどんなものが出来上がってくるか、ワクワクです。唯一手芸が得意ではない私は、只今総絞りの帯揚げで小物を作っています。