1934年 (昭和9年 ) 、
東京上野駅をモデルに建設された現在の小樽駅舎 ・・・
(駅の開業は1903年 = 明治36年 )
駅前から、見下ろすように小樽港を望むことが出来ます。
明治時代、開拓民に生活物資を届けた 『北前船 』 が
ここに寄港しました。
(漁に使う浮き球 ウィキペディアより )
小樽のニシン漁で活躍した 『浮き球 』 と同じルーツ ・・・
小樽のランプ ・・・
その考案者であるといわれる
浅原 久吉 (ひさきち ) もまた開拓民でした。
(福岡県博多出身、 『北一硝子 』 の創業者 )
小樽駅舎内に飾られたランプ ・・・
ともる灯りの温かみが伝わってきます。
ホームにも
ランプ ・・・
発着する列車を見つめているようです。
駅舎正面には 『むかい鐘 』 ・・・
明治、大正、昭和にわたり (1965年頃まで ) 、
列車到着の予報に打ち鳴らされました。
上り列車には二打、
下り列車には三打と決められていたそうです。
開拓民の往来 ・・・ 多くの出迎えの人々 ・・・
そして、行商人たちの賑わい ・・・
小樽駅は、そんな往時を偲ばせます。
jfk-world