世界遺産 ビリニュスの旧市街 には、
1500を超える歴史的建造物があるそうです。
奥に見えるのはロシア正教の教会 ・・・
手前、レンガ造りの建物は、
ローマカトリックの
『St. Anne's Church 聖アンナ教会 』 ・・・
15世紀末に建造された ゴシック建築 の傑作です。
ファサードに、 燃え上がる炎 を連想させる
フランボワイアン様式 を見ることができます。
1812年、ロシアに敗北したナポレオンは、
フランスへの帰路 ビリニュスに立ち寄りました。
その時、
聖アンナ教会の美しさを目の当たりにしたナポレオンは、
『掌にのせて持ち帰りたい 』 と語ったそうです。
聖アンナ教会のすぐ横には、
やはりローマカトリックの
『Bernardine Church ベルナルディン教会 』 ・・・
（聖アンナ教会と同時期に建造 ）
ゴシック様式とバロック様式が折衷した興味深い建築です。
ファサードにはフレスコ画 ・・・
祈りの場はバロック様式の典型です。
広場には、 新市街の通り にもその名前が付いた
ポーランドの国民的詩人 アダム・ミツキェヴィチ ・・・
かつて、リトアニアとポーランドはひとつの国でした。
若き日のミツキェヴィチはビリニュスで学びました。
リトアニアの記念硬貨にも肖像が刻まれています。
さらに、ローマカトリックの
『St. Michael's Church 聖ミカエル教会 』
もすぐそばにあります。
（建造は17世紀初め ）
ビリニュスの旧市街は、まさに歴史遺産の宝庫ですね。
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