てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 近鉄8600系

2015年07月14日 | 鉄道模型

1973年(昭和48年)奈良線にも待望の通勤冷房が登場した。それまで製造されたラインデリア車とは屋根断面が異なり、屋根の深い車体となり重圧感が増した。さらに、前面スカート、行き先表示機の装備がされ、それまでより顔が引き締まったように思えるのは私だけだろうか?
登場後短期間に10編成が登場しさらなる増備が行われ21編成がこの世に登場した。内1編成は6連で登場し、当初2連(8617F)も製造されたがその後M車の増備と8000系Mc車の改造で編入されたT車で4連化された珍編成も存在する。また、省エネ改造車も存在しT車とMc車を入れ替えるなど、その後の改造も多くバリエーションに富む。現在広義の8000系の中で少数派の8800系とともに全車健在である。登場40年を経過し、そう遠くない将来には廃車が始まると思われる。・・・・・が、私たちの育った時代、高度成長末期に登場し私たちの青春と一緒に過ごした近鉄丸屋根車、思い入れは変わらずいつまでも活躍することを願う。

模型はGM製 8604F

モ8604


サ8154


モ8654


ク8104


模型はGM製 8609F

モ8609


サ8159


モ8659


ク8109

模型はGM製 8607F 更新後 窓桟がない窓がある。

モ8607


サ8157


モ8657


ク8107

模型はGM製 8605F 更新後 窓桟がない窓がある。

モ8605


サ8155


モ8655


ク8105

追記
長い間、近鉄奈良線の奈良線車両と言えば、エンドウ製8810系、3000系とGM製の8810系くらいであった。大阪線通勤車の改造で8000系ラインデリア車を製作する夢を持ちつつ長い年月現実することはなかった。21世紀になるとGMからアルミ標準型通勤車が製品化され、それから約15年のうち、またたく間に多くのメーカーから戦前、戦後間まもなく登場した形式以外は、ほとんどの新旧形式が製品化された感がある。感慨無量!!

2015.07.14 N-0052



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