キハ400形、キハ480形は、宗谷本線の高速化に向け急行「宗谷」・「天北」・「利尻」に使用されていた14系客車を置き換えるため、1988年にキハ40形100番台9両、キハ48形300番台1両、1300番台3両の計13両を急行列車用に改造したもの。悪評高いキハ40系のディーゼルエンジンをDMF13HZ (330 PS/2,000 rpm) に、変速機を直結2段式のN-DW14B形に交換して加速力の向上を図り、特急列車頻発でダイヤ密度の高い函館本線での高速運転や、宗谷本線の勾配区間に備えた。このため、新形式に改められた。
急行「利尻」
「利尻」は、1958年10月、夜行準急列車として札幌駅 - 稚内駅間で運行を開始、1966年3月に急行列車化された。1988年、キハ400系化された後の「利尻」は、キハ183系、キハ182や14系客車スハネフ14との混成編成を組み異彩を放った興味深い列車であった。
模型はマイクロエース社製
キハ480-304
キハ400-147
スハネフ14-505
キハ182-35
キハ44-144
急行「天北」
「天北」は、1961年10月、札幌駅 - 稚内駅間を函館本線・宗谷本線・天北線経由で運行する急行列車として運行を開始。1988年キハ400形、キハ480形に置きかえられましたが、翌年(1989)年5月の天北線廃止に伴い、経路変更を行ったうえで「宗谷」に編入され、キハ400系での運航は短命に終わりました。
模型はマイクロエース社製
キハ400-142
キハ400-149
キハ480-1301
キハ400-143
2016.08.07 N0113
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