市で今後10年のまちづくりの基本方針である都市計画マスタープランを策定しており、1月18日まで市民の皆さんからのご意見を募集しています。
① パブリックコメントは
こちら
私も長年議員を務めさせていただいていますが、パブリックコメントをかける段階で市の素案としては固まっておるのが普通で、
※意見募集期間中も、引き続き検討を行っていますので、必要に応じて案の内容を変更します。
などと称してパブリックコメントをされたのは初めて見ました。作業が追い付いていないということでないとは思いたいのですが。
さて、現行の都市計画マスタープランは
こちらで、これは平成40年度までの計画であり、その中間見直しをしているのでありますが、ページ数も約150ページから約75ページに薄くなっております。単純にページ数で比較するのはどうかと思うのですが、まちづくりが薄くなっていないか心配です。
もちろん事業が完了し削られたもの(国道372号を外環状線に振り替える等)もあるのですが。終わったら終わったで次に考えることもあると思うのですが。
さて、
これが6月の産業厚生常任委員会の資料なのですが、
途中から現在の都市計画マスタープランの進捗状況について検討した部分があるのですが、「実績なし」などとなっている部分について、「10年間実績がなかったので、これからがんばらないと」という姿勢のものもありますが、
わからないように自然消滅しているものもあります。(市街化区域に隣接した調整区域の利活用や、兵庫教育大学周辺を文教地区としていくことなど)
また、調整区域の活力維持のための限定的な開発のメニューである特別指定区域制度も、地縁者住宅を除くメニューの導入は遅々として進んでおりません。
加東市役所は小野市と比較されるのをものすごく嫌がる(コンプレックスという訳ではないのでしょうが)のですが、
小野市ではこ
れだけのメニューについて導入をされています。
コメントをいただいたストックの活用の部分は、東条に関する記載で、こういう書き方をされますと 何か新しいことをしないように見えてしまいますね。
社・滝野の市街地は ストック創出ゾーンということすが
「●地域活性化に向けた新たなストックの創出
ストック創出ゾーンにおいては、今日までに築かれた都市基盤を維持するとともに、
積極的な都市基盤整備や地区計画制度などの活用により、これまで以上に産業、居住な
どの機能が充実した新たなストックを創出し、さらなる地域の活性化に取り組みます。
・安定的に雇用を創出し、地域産業の活性化と定住・移住促進を図るため、社地域にお
いて、新たな工業団地の整備を推進します。
・加古川河川改修事業により減少する市街地に代わる新たな市街地の確保について検討
を進めます。
・国道沿道は、周辺の農業生産環境などに配慮しつつ、立地ポテンシャルを活かした都
市的土地利用の誘導を図ります。 」
具体的に何をするのでしょうか。
◎現行の都市計画マスタープランを変更してまで、まちの中心をビオに持ってきて開発をしていくという話があり、
市役所の人以外に話しても得心されることはほぼないのですが、
市役所の人は熱く熱く「ビオを拠点としたまちづくり」を語ります。
千歩譲って「では具体的にどういうプランでビオ中心にしますの?」と聞くと「・・・・」
今後ビオにバスターミナル整備する方針ですが、「どこへ行くバスが来ますの?神姫バス社営業所に行っているバスが寄るだけですか」
と聞くと 目新しい話があるでもなく。
とは言え 言い出した以上 進んでいます。
ちなみに、1月9~11に
都市計画マスタープランの説明会も開催されるようですので、参加の上 ぜひご意見をご提出くださいませ。
1月の市の広報にはのっていなかったので、インターネットをしていない市民は行けないかも知れませんね。