河豚公国(かわぶたこうこく)

神聖・河豚公国(しんせい・かわぶたこうこく) 始めました。
河豚公国は少しお休みです。

【Piggで】 OLDマシン+Windows2000の底力 【実験】

2009年07月19日 13時30分00秒 | PC関連ハード
またも『Pigg』の話題をしてしまうわけなのですが。

判らない人はごめんなさい。

Pen3-450MHz/192MB/Windoes2000SP4+FireFox3.5の組合せで、そこそこ快適に遊べる事を確認できたので書いておきます。
といっても、いろいろと制限を掛けますけど。。。

まず、画面の表示は最初のピグの製作時は800×600に、それ以外のときは640×480に画面の大きさを変更しましょう。画面が小さい方が当然のように処理速度は上がります。
そして、色数は16万色か、あるいは256色でやっちゃってみましょう。

256色のときに低画質で設定すると、かえって画面が見やすくなって(キャラクターはぐちゃぐちゃになりますが。。。。。。)、普通にそのへんを歩き回って何か楽しいことはないかなぁ~、と探検しているときは、十分だと思われます。


16万色モードのときは、人が少ない場所なら十分な速度で動いてくれます。
しかし、数十人も居る場所ではもたつきが隠せません。
会話内容や、書くプレイヤーの位置、動作などのデータを受け取って処理しなければならないので(サーバーは会話や位置データやアクション等の情報しかくれないのでしょう。処理の早いマシンと遅いマシンを並べると、遅いマシンのキャラクターは、遅いマシンではまだ移動中なのに、早いマシンでは既に目的地に付いてしまっていたりすしますし、動くキャラクターが居なくたった際に表示される結果も、全く同じというわけではありません。こっちのモニターだとすぐそばに居るキャラクターが、あっちのモニターでははるか遠くに居たりします。特に、処理の早いマシンでは作業が終了している際に、遅いマシンの方が目的地の変更などをすると、つじつま合わせが困難で偉いこっちゃの騒ぎになる確立が高いようです。画質を落とす方法以外にキャラクターのモーションをスパット簡略化する高速化方法が有っても良いと思うですよね。所詮は記号なんですから)。

ただし、1~4人程度で行動するパターンが多い個室の場合は、そういった問題を行旅に居れなくても良いのでサクサク会話を楽しんだりできるし、動作も非常に機敏なものとなる。
旧型の回転数の遅いHDDをしようしてさえこの速度であるなら、HDDをSSDに置き換えたりする工夫をすれば、更に快適に高速に遊べるようになるでしょう。

いつものお決まりのメンバーとチャットのように個室でわいわい騒ぐためだけに使用するのなら、『重い』『重い』と定評の根付いた『Pigg』も、骨董品レベルのマシンで十分快適に遊べるわけです。
450MHzでこれだけのパフォーマンスを発揮するのであれば、1GHz前後から上のマシンとWindows2000の組合せは、更に優れた能力を発揮することは間違いのないでしょう。

しかし、Windows2000はもはやサポートの終わった過去のOS。
ホームページも設定しなおし、アメーバのサーバーから一歩も出ない、そして、大切なデータは絶対に保管しない、等の自営手段を取ることが大前提。ピグ内での手紙はともかく、E-Mailは使用しない。そして、定期的にインストールを最初からやり直す。

位のことは行って欲しいです。
そもそも、Windowsはマイクロソフト本社の規則で3ヶ月に1度はクリーンインストールしなさいと指示が出ている物騒な代物。

ここに書いたのは、あくまでもセカンド・サード・既に戦力外のロートルマシンでのチャットなどに限定した、古いマシンの『ピグ』に対応させた再利用方法。
Windowsなら幾世代ものAtokが対応しているので、使用できる状況にあるなら(ジャストシステムのATOKのライセンスの扱いは、同時に起動して使用するのでなければ、複数のマシンにインストールしても良い、という良心的なもので、会社様のマシンと家用のマシン、両方にインストールしても問題がない事になっている)。それ以外にも、最新版の無料お試し版も存在するけれど、これは辞書ファイルが異様に大きくなり過ぎていて、便利だけれどマン氏への負荷も大きい。Atokは新語に対する学習能力が高いので、数世代前……Atok12程度でも十分なのではないだろうかと思う。

もっとも、スタンドアローンで扱う分には(日記や小説書いたり、家計簿付けたり、成績表をまとめたり、趣味の成果をまとめたり)する分には、事故責任の永久保証で嫌気がさすまで徹底的に使っても構わないわけですが。

普段ならLinuxの良さを強調する河豚公国ではありますが、Linuxを使用して『ピグ』すると、日本語での文字入力を受け付けない、というようなディストリビューションが多々見受けられて、きちんと会話を成立させることができるものがわずかしかないというのが現状なので、ここはしっかり現実を認めて、ローカルマシンで『ピグ』をするなら、制約はあるけれどWindows2000でそこまで出来るよ、2000の方がストレスがないよ、と思うし、そう思ったときはそのように書くわけです。

メーカーに対する非難、応援はしても、製品の能力を依怙贔屓で採点したくはないですね。
まぁ、前科があまりにも多い企業はその限りではございませんが。
そして、念を押しておきますが、あくまでも、『Windows2000』はセキュリティーに致命的な欠陥が発生しても、ももはや誰も助けてくれない『賞味期限切れ』のOSだということを。
いたずらに危機感を煽るつもりはありませんが、『ここは安全』と信頼できる場所のみをブックマーク等で移動し、ホームページ(ここで言うホームページは、ブラウザが起動してネットに接続された際、最初に表示される場所のこと)もGoogleやMSNから別の、利用する目的地に異動してしまった方が良いでしょう。
いたずらに恐れる必要はないですが、無謀な真似は止めてください。
そこに気をつけてさえ置けば、古いマシンも新しいマシンも、道具として同等に扱うことは十分可能です。専門分野に特化させた旧型マシンの方が、汎用OSを積んだ最新のマシンよりも扱いやすく作業時間の短縮が出来る。
というのは、実にありふれたはなしです。

なお、使用した画像は、『他に誰もいない状態の、【西の大きな森】のマップ』で撮影したもの。
一目で女性キャラクターだということがお判りのように、河豚公国のメインキャラクターではなく、撮影のために準備したキャラクターさんです(作った手前、このキャラはこのキャラとして育て(?)、もう二度と使わないとい可哀想なことはしませんが)。

大きなマップでも、滞在している人数が小数のときは、動きは非常に滑らかでした。
サーバーをふくめたシステム全体の改良等によって、このクラスのマシンでも快適に遊べるようになるということなのでしょう。
もっとも、それをするとサーバーどころかスーパーコンピュータが必要になるのでしょうけれど(今は各PCに独自に行わせている演算を、全部サーバーに担当させると超演算力が必要になり、いやでもスーパーコンピュータが必要になる。ただし、各自のマシンは余計な演算から開放されて処理が軽くなる)。

まぁ、過去にそれをやったメーカーはないんだろうなぁ……
だけど、取り込もうとしている層が学生や主婦層なら、そういうことをするのも一興ではないかなぁ、とかおもいます。


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