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不動産投資の流れを6つのステップで解説

2022年06月11日 | 不動産投資

不動産投資は初期に不動産を購入する必要があり、開始するのが大変ですが、意気込みがあればできないことはありません。

不動産投資を始める流れを6つのステップでご紹介しましょう。

なお、ご紹介するのは、融資を受けつつ不動産投資を始める流れであり、現金で不動産を購入しつつ不動産投資を開始する流れではないため留意してください。

不動産投資は「目標を設定する→物件を探す→事業計画書を作成する→資金を借入れる→物件を購入する」の流れで開始する

不動産投資は様々な方法で開始できますが、一般には以下の流れで開始します。

1. 本を読みつつ知識を身に付け、目標を設定する
はじめに、不動産投資に関する本を読み、不動産投資に関する知識を身に付けます。

不動産投資の本は、投資家や不動産業者、税理士など、執筆者の職業によって書かれている内容が異なるため、様々な本をお読みください。

不動産投資に関する知識が身に付けば、どのような物件を購入し、どれくらいの利益を得るか目標を立てます。

たとえば「マンションの一室を購入しつつ毎年50万円ずつ預貯金を増やす」「中古アパートを1棟購入しつつ毎年500万円の利益を得る」などの目標が良いでしょう。
2. ネットで物件を探し、不動産業者と面会する
楽待や健美家など、収益物件に関する情報が掲載されたサイトを利用しつつ物件を探します。

良い物件が見つかれば、その物件を取り扱う不動産業者に連絡を取りつつ面会し、現場を見学するなどして情報を収集します。
3. 事業計画書と収支計画書を作成する
見学した情報などを基に、事業計画書と収支計画書を作成します。

事業計画書とは、その物件の詳細や購入するために必要となる費用などを記した書面であり、収支計画書とは、その物件を所有することにより得ると予想される毎年の利益などを書き出した書面です。
4. 資金を借り入れる銀行を探す
融資を申し込む銀行を探します。

具体的には、都市銀行や地方銀行、信用金庫や信用組合などから探しますが、不動産業者が銀行を紹介してくれることもあります。

初めて不動産投資を行う際は、不動産業者が紹介する銀行を当てにするのが良いでしょう。
5. 売り主と売買契約を結ぶ
融資を申し込む銀行に目星が付けば、売り主と売買契約を結びつつ売買契約書に署名捺印をします。

この売買契約書には、ローン特約(融資が実行されない場合は、売買契約を無効にする特約)を付けることを忘れないでください。
6. 審査を受け、融資が実行されれば不動産投資の開始
売り主と売買契約を結びつつ売買契約書に署名捺印すれば、銀行に融資を申し込みます。

売買契約を結んだ後に融資を申し込むのは、審査の際に売買契約書などの提出を求められることが理由です。

また、融資を申し込む際は、流れの3で作成した事業計画書と収支計画書を担当者に提出すれば、より多くの資金を借り入れできる確率がアップします。

融資が実行されれば物件を購入し、晴れて不動産投資の開始です。

以上が不動産投資を開始する流れであり、流れの中で最も大切なのは、1の時点で明確な目標を定めることです。

不動産投資は、家賃収入や売却益など様々な方法で利益を上げることができますが、明確な目標がなければ上手く利益を得ることができません。

また、2の時点で多くの不動産業者と面会をすることも大切です。

不動産業者は不動産に関する様々な知識を有し、彼らの経験と知識は貴重であり、不動産投資が成功するか否かは、信頼できる不動産業者に出会えるか否かが全てであるといえます。

不動産投資の流れは、私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」で公開するコンテンツ「不動産投資の流れはどうする?」にて詳しくご説明中です。

同コンテンツでは、事業計画書と収支計画書に記載すべき具体的な内容などもご紹介しています。不動産投資にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。不動産のあいうえおでした。

不動産投資の流れはどうする?


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