ロバート・M・L・ベイカー (Robert M. L. Baker Jr.)
高周波の重力波の分野における卓越した業績
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で物理学の学士号を取得。ファイ・ベータ・カッパ(権威ある最古の学術名誉教会)に選出され、物理学の修士号と工学の博士号を取得。
航空宇宙を専門とする工学博士号は米国初。UCLAにて天文学と工学応用化学の講師と助教授を務める。その間にアメリカ空軍士官学校の講師も務める。
アメリカ空軍に2年間現役で勤務しながら、様々な機密航空宇宙プロジェクトにも従事する。1961年、カリフォルニア州にあるロッキード宇宙力学研究センターの所長に就任。1964年、コンピュータ・サイエンス・コーポレーションに数理解析のアソシエイト・マネージャとして入社。1980年にはウエストコート大学の学長に選出。1997年、トランスポート・サイエンス社とジーラウェーブLLCのシニアコンサルタントに就任
LLCは特許取得をした高周波の重力波(HFGW)の発生・検出・応用を目的とした製品の研究開発・製造を行っている。
ベイカー博士はLi-ベイカー高周波の重力波(HFGW)検出器、二重らせん型HFGW発生器または送信機の発明者。2004年から人の皮膚の老化プロセスを逆転させるための筋肉及び細胞の電気的な治療装置、”エレクトロリフト(Electrolift)”の研究開発を成功させました。また彼はいくつかの教科書の著者であり、宇宙力学、無人帆船の設計、完全な放射線吸収素材、皮膚治療、天文力学、高周波の重力波(HFGW)などの分野で、100冊以上のレポート、シンポジウム論文、雑誌記事を執筆。
ベイカー博士はロッキード社宇宙力学研究センター長として、アメリカ海軍と契約している無人潜水艦に関する3つの試作品開発、製作、試験計画のプロジェクトマネージャーを務め、また、NASAとアメリカ空軍のいくつかのプロジェクトの主席研究員を務める。
ウェストコースト大学学長として、南カリフォルニアに広がる6つのサイエンティストとエンジニアグループの活動を統合。
1950年から重力場の力学に興味を持ち、1960年代初頭から重力波の研究を行う。
アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、中国において、電子的な非浸潤的顔のしわ取り装置、HFGWの応用、実験室での重力波の発生と検出の分野で6つの特許といくつかの出願中の特許を保有。
重力波はアインシュタインによって予言されており、当時重力波が重力放射の形でエネルギー伝達する可能性があることが分かっていた。
通常、天文学者は星の中の低周波の重力波を探しているが、ベイカー博士は地球上の実験室で高周波の重力波を作りだすことができると考えていた。
実用化という点において高周波の重力波は将来の技術にとってマルコーニが開発した電波受信よりもさらに重要であり、最初の実験を達成した者にはノーベル賞が与えられる可能性が高い。この技術の基礎となるのは時空間に波紋を生じさせることであり、通信から輸送技術に至るまで、あらゆる分野に影響を与えるものである。
通信面における高周波の重力波は、通信スペクトル(情報や信号を分解して大きさに従って成分配列したもの)の全く新たな範囲を切り開くだろう。
政府は現在、私たちの電磁スペクトラムを規制し、通信会社にその薄い一切れを競売するので、高周波の重力波スペクトルを持つことは少なくとも利益になるだろうが、さらに電磁通信にはない利点がありそれはほんの始まりに過ぎない。
高周波の重力波(HFGW)は波長が小さく、周波数が100kHzを超える時空の織物の細波である。アインシュタインによってこの織物は一般相対性理論で知られており時空連続体と呼ばれている。彼の理論は非常に洗練されており概念は比較的単純だ。これには多くの応用が可能でありいくつかの例を示す。
【創造的もしくは破壊的な新テクノロジー】
1:マルチチャンネル通信_究極のワイヤレスシステム。光ファイバーケーブル、マイクロ波継電器、または衛星中継器などを必要とせずに、ニューヨークから中国北京まで、地球を介して直接、通信することができるようになる。アンテナやケーブル、電話回線は過去のものになるだろう。
2:完全な新推進システム_ミサイル、宇宙船、不安定な軌道を持つ彗星やマイナーな惑星、陸上や水上の乗り物や船などの物体の動きに摂動を引き起こすための遠隔手段。
3:有害蒸気雲や放射性粉塵などの周辺の重力場を変化させて遠隔合体させる。
4:地中構造物や地層、立体的な建築物内部や埋もれた装置などを観察や透明な海の形成といった、大地や水を貫通するX線の可能性。
5:宇宙の特定領域の重力場を遠隔操作で破壊し、そこで核反応を起こす可能性さえある。