オートペディシューマイスターは、
正式には、オートペディシューテクニカーマイスター、
もしくはオートペディシューマッハーマイスターと言います。
オートペディシューマイスターになるには、
いきなりマイスター学校に入るのではなく、
はじめは、マイスターのいる工房で見習いとして修業からです。
LehrlingもしくはAuszubildendeと呼ばれる見習いとして、
3年半修行をします。
掃除や工具のお手入れからはじまり、靴の修理や基本的な靴づくりを
行ないます。
その間給料は無く、毎月ほんの少しのお小遣いがもらえる程度です。
学校は、週に1回ほどでそれ以外は工房で修行です。
3年半の間に、通常2回の中間試験を受けます。
3年半経ってから、ゲゼレ試験を受けることができ、
合格すると一人前の職人として認められ、給料がもらえます。
ゲゼレになった後に、入れるのがマイスター学校です。
ハノーファーのマイスター学校は、7か月間です。
定員は24名で、ドイツだけでなく世界中からマイスターを目指して
靴製作の技術者が集まります。
マイスター学校は、9月スタートで3月が終了です。
4月にマイスター試験があり、
合格すれば、オートペディシューマイスターです。
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