オーダーメイドのアインラーゲン(中敷き)

2016-11-22 19:37:54 | 日記

オーダーメイドのアインラーゲン(中敷き)

履き心地の良さ、足のトラブルを解消してくれるのは、
アインラーゲン(中敷き)です。 

オーダーアインラーゲンは、足の型をTRITT SCHAUMで採り、
その中に樹脂を流し込んでラストを作ります。 

ラストは、足の形状をしておりますが、必要であれば
痛みのあるところには圧がかからない調整を行ない、
また、土踏まずなど支えが必要であれば、
ラストに支えをつけていきます。 

最終的には、靴の中の形状に合わせて作っていきます。

これで足にぴったりのアインラーゲンが完成です。

 


足が倒れるのを支える調整

2016-11-16 17:12:16 | 日記

足が倒れるのを支える調整

今回は、フレアヒールという足が外側に倒れるのを支える調整を
行ないました。 

足首を捻挫した方、O脚の方、内反傾向の方、
足を外側に挫きやすい方などは、この調整がとても
効果的です。 

マテリアルは、基本的にEVA系の軽くてしっかりしたものを
使用します。

この調整により、歩き方が変わり、安定した歩行が可能となります。

 

 


外反母趾に対する調整

2016-11-12 15:35:15 | 日記

外反母趾に対する調整

今回は、外反母趾に対する調整をご紹介します。

外反母趾がひどくて足のMP関節を曲げることが困難なときには、
インソール(アインラーゲン)の母趾部をくりぬいて、
さらにローリングをつけて補強をしていきます。 

補強には、軽くて硬いものではグラスファイバーやカーボンを用います。
ローリングは、MP関節に負担がかからないように加工します。 

この調整で、足を曲げるたびに痛みがあったMP関節に負担がかからなくなり、
痛みを軽減して歩くことが可能となります。 


O脚に対する調整

2016-11-11 11:18:04 | 日記

O脚に対する調整

今回は、O脚に対する調整を行ないました。

O脚の調整は、ラテラルウェッジもしくは外側ウェッジと呼びます。
日本にはO脚の方がとても多く、原因は様々ですが、
日本的な食事にO脚になりやすい原因があるのではと
ドイツのマイスターは言っております。 

調整は、外側を持ち上げるのですが、
どの部分を持ち上げるかがポイントであり、
基本的には、踵からMP部分までを持ち上げます。 

またO脚の具合によって、付ける高さは変えます。 

ラテラルウェッジは多くても4~5㎜程度ですので、
1㎝などつけるのはとても危険です。

最終的には、歩いている姿を確認して、最適な調整を施します。 

 

 


マイスター学校の先生による特別セミナー

2016-11-07 11:42:20 | 日記

マイスター学校の先生による特別セミナー

10月27日から11月5日まで、ハノーバーマイスター学校から、
ゲゼレの試験官も行なっていて、30年以上の経験を持つ
ベテランのマイスターが来日し、

特別セミナーを行ないました。 

足のトラブルに対する靴でできる調整を、
細かく丁寧に教えてくださいました。 

ドイツの靴製作技術もマイスターによりやり方がかなり違うので、
優秀なマイスターから教わることはとても良い経験となります。 

2週間あまり日本に滞在し、何度もフロイデにて授業を行なってくれました。
新しい技術も多く、とても勉強になりました。