徒然なるままに

趣味、日常について思いつくままに。クラシック、今日の出来事、おいしい食べ物などなど、とにかく雑多をモットーに。

2007年もスタート(ファイのニューイヤー)

2007-01-07 01:57:32 | Weblog
さてさて、2007年もスタートして早6日が経過しました。
喪中だったこともあって、新年の挨拶もできなかったので、しばらく更新をお休みしてました。
ふと、去年を思い返してみると、最後の2日はブログを更新しようと思ったのに結局1日しかやらなかったことが悔やまれます。
いいことは結構ありましたね。何よりもアメリカへ初めて行ったことですかね。それ以外に趣味の面(音楽)でもかなり充実してました。
アバド、アーノンクール、小澤と世界で活躍する面々の演奏を聞けたんですからね。今年はどんなメンバーを聞くことができるんでしょうか。

今年のスタートはファイ(Thomas Fey)のニューイヤーコンサートでスタートしました。ニューイヤー・コンサートだからといって必ずしもウィーンでないことだってあります。そうそう、来年はプレートルが振るらしいですね。

で肝心のファイのニューイヤー。プログラムはヘンデルの王宮の花火の音楽で始まり、モーツァルトの交響曲(序曲)第32番、ロッシーニのアルジェのイタリア女、ベートーヴェンのエグモント、ブラームスの大学祝典序曲、ヨハン・シュトラウスⅡ世の芸術家の生涯、ビゼーのカルメン、ヨハン・シュトラウスⅠ世のラデツキー行進曲で、序曲を中心にいろいろな作曲家の曲が演奏されます。
ウィーンのニューイヤーのようにワルツやポルカばっかで退屈に感じる(今でこそ世界中で放映されるけどもともとはウィーン子のためのコンサートとして位置づけられてるはずだからウィーン子が楽しめればいいんじゃないかと思ってます)ことすらある演目とは大違いです。

演奏はいつものファイと一緒で過激です。ただ、演奏自体は悪くはないけどいつものような衝撃度は感じられない曲もあります。とくにベートーヴェン、ブラームス。そこらへんはライブ1発録りをしている以上やむを得ないかもしれませんが。

まっ、なんといってもカルメンとラデツキー行進曲でしょう。
恐ろしいテンポでバリバリ進む2曲。とくにカルメンに到ってはある意味異常なものすら感じさせるほどの追い込み度です。
一方のラデツキー行進曲もウィーンの演奏を聞きなれている人からすれば速すぎますが。その証拠に(!?)定番の手拍子も中途半端にしかやってないです。というよりも、できないのかも…。これをウィーンフィルのニューイヤーコンサートでやったら大ブーイングが起こるんでしょうね。そんな感じのヘンテコ演奏です。

とりあえず最後まで聞いてみるとお腹いっぱいになりました。今年はいのしし年。そんな猪突猛進にもってこいなのがファイのカルメンかもしれませんね。
(でも、この演奏2004年なんだよな…)

最後に。今年の企画は月ごとにある1曲を徹底的に聞き込もう作戦でいこうかと思ってます。なんでも今年はピアノ生誕300年だそうなので、やはり旧約聖書とも言われるバッハの平均律クラヴィーア曲集から行ってみましょう!

手元で2巻ともそろってる演奏を数えるとなぜか12種類もあるんですね(汗)そのほかにも半分しか持ってないレオンハルト(第1巻)とグルダ(第2巻)に、まだ第1巻しか発売されてないアンタイとフェルナー(どちらも絶品!求む第2巻!)を含めて全16種類になるんですか…。いつの間にか集まってたんですね。
たぶん、中途半端の4枚を除いてもう買う事はないと思う。よほどの名盤がでたとか、ペライア、シフ、シュタイアーあたりが録音しない限りは。

まっ、何はともあれ次回から走り出してみてどうやって書くかは考えましょう。

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