徒然なるままに

趣味、日常について思いつくままに。クラシック、今日の出来事、おいしい食べ物などなど、とにかく雑多をモットーに。

USA通信 vol.3

2006-08-22 14:05:19 | Weblog
今日は、多くの方がご存知のTower Recordsの話。

今は日本のタワーレコード(通称タワレコ)は2002年にMBOによって独立してアメリカ本国との会社とは別会社になっていただが、今日はその原点とも言うべきTower Recordsを見に行ってきた。

このTower RecordsはここCaliforniaの州都Sacramentoに1号店を1960年にオープンしたそうで、その8年後にSan FranciscoのFisherman's Wharfの近くに店舗を出したそうな。
今日はこの店に行って来たわけです。

ちなみに、日本進出は1979年のことだそうで、1号店は意外にも渋谷ではなく札幌だったそうです。その後、1995年に現在の渋谷店ができたわけですが(その前にも店舗はあったのを移転した)、このTower Records渋谷店が世界で最も大きいらしいです。
そうそう、お店の人に日本でもタワレコをよく利用してて、渋谷は7フロアもあるんだという話をしたら、びっくりしてました。

と、そんな歴史はいいとして、何よりも違和感があるのは、タワレコが平屋建ての路面店であること!日本では必ずどっかしらのビルの中に入ってる(ただ、渋谷は違うが、ビルなのでそういう印象がある)のに。
決してきれいとは言いがたい。いかにもアメリカだ。はっきり言って、San Franciscoの中心のUnion SquareにあるVirgin Megastoreの方がきれいだ。ただ、タワレコがここアメリカの会社であるというのは強く実感できた。

話はそれるが、Saleの仕方も違う。日本だと全品10%引きという感じのセールをやるが、こちらではBuy 4 Get 5。つまり、5枚買うと最も安い1枚をタダにするというもの。これは他の店でもやっていてBuy 1 Get 2などはよく見る。もちろん、1個いくらのが2個買うと割引みたいなものは日本と同様にある。ただし、その割引率はおかしい。


そして、McDonaldもやはりアメリカの会社だ。店自体いかにも汚い。はっきり言って味は日本よりも悪い。肉は味はしないし、マヨネーズはまずい。おまけにポテトはしょっぱすぎる(これは世界中何カ国かで食べたことがあるが、チェコにつぐまずさだ)。
だが、やはりアメリカなんだ。


どちらの店も日本に出店しているが、日本のマックで汚いと感じることはそうはない。また、タワレコでもそうはない。そこがアメリカと日本の文化の違いなのだろうか。そして、ときにそれが本国に戻る。

FremontというこれまたSan Franciscoの郊外の町があるのだが、そこにはNUMMIというトヨタとGMの合弁でできた会社がある。基本的にはすべてトヨタのやり方で運営されている工場である。
と、そこから程近いマック。きれいなんだ!これは日本のマックと一緒?そう思うくらいにきれいなんだ。そこには日本人が来るのだろうか、どこかトヨタの空気が流れているのか、Kaizenされている。汚らしさを感じさせない、マック。ここはアメリカでもどこか違う。

日本はアメリカに戦争で敗れ、多くの文化・習慣が日本の中に自然と浸透していった。悪くいうと、アメリカに完全に侵略された。でも、そこに日本独自のものも紛れ込んでいったのもまた事実だ。それが日本のマックであり、タワレコなのかもしれない。

こうやって同じ会社でも国が変わると雰囲気が変わる、そんなことを感じてみるのも1つの旅行の楽しみなのかもしれない。

USA通信 番外編

2006-08-18 14:52:53 | Weblog
今回は番外編である。

あまりというよりも、ほとんどの方にとって、USAに来たからといって役立つ情報は提供できないし、どうでもいいことである。

クラシック好きな方ならBerkshire RecordというクラシックCD専門のoutletをご存知の方も多いだろう。
それが、アメリカにいると格安の送料で入手することができるのだ。ただし、一定期間(最低でも10日以上)は1つ箇所に滞在、もしくは荷物を受け取れる環境にしておくことが不可欠である。そもそも、そんな状況をつくることが難しいという方も多いはずだ。だから、今回は役に立たない!と先に言ったのである。

さて、今回何枚か注文することにした。1枚あたり平均500円程度。それも今回は未開封の新品ばかりだった。
何を手に入れたかといえば、HansslerのCDである。Hansslerといえば、自分にとってはNorringtonとFeyである。おっと、Gielenもいた。
どちらのしろ、一癖二癖ある面々が集まっているレーベルである。

日本にいるときから目をつけていたのが、Thomas FeyのCDであった。彼の演奏はなんとも濃ゆい演奏ばかりなのだ。詳しくは以前の記事を読んでいただきたい。
おかげでヘンテコなMozartとHaydnを聞くことができた。ラッキー!

ところがである、アメリカはさすがに国土が広い。
8月7日にCommonwealth of Massachusettsを発送になったものがCaliforniaに届くまでに1週間ほど要した。
さまざまな問題が起きていることもあるだろうが、日本で言うならば離島に送るようなものだろうか。
そんな苦難を乗り越え、無事手元に届いたわけである。

最後に。
Haagen-Dazsってアメリカの会社だったんですね。
こちらでは日本の半額以下。おまけにLightもあります。それでも味はさすがです♪アメリカへお越しの際には是非ご賞味あれ!
こちらのチョコミントは緑じゃないんですね…。

USA通信 vol.2

2006-08-12 04:29:40 | Weblog
早くもvol.2を書いてます。このペースだと3は突破できそうです♪

さてさて、なぜこんなにも短い間隔で書くかといえば、日本ではそれほどのニュースにはなっていないかもしれない事件があったからです。

10日に航空機爆破テロ疑惑があることがEnglandおよびUSAで発表があったというニュースです。
さきに言っておくと、この疑惑からテロ警戒レベルが上から2番めのOrange(たしか全部で5段階のはず)になりました。

その日は、ちょうどWashington D.C.からSan Franciscoに戻る日だったので、航空機のDelayやCancelを不安に思って、一生懸命英語のニュースを見てました。すべての液体、ジェルなどの製品は持ち込み禁止にするというニュースが。

そんなこともあり、念のため夕飯を食べることも考えて3時間前に空港に着くように行きました。そこで、コンタクトのケア用品でどうしても必要なものなんだが、ということを言っても申し訳ないが、ダメだというようなことを言われてしまいました。そんなこともあってか、いつも以上に厳しいチェックのために、長蛇の列ができてました。

心配していたDelayやCancelはなく、無事飛行機に乗り込むことはできたものの、政府機関に比べると民間人は普段と何も変わらずに過ごしているというなんとも不思議な感じです。

というわけで、これからUSAやEnglandに行かれる方は厳しいチェックがあると思って荷物も少なくする&現地調達・廃棄を考えることをおすすめします。

ちなみに、コンタクトレンズでハードを使用されている方、ソフトが中心らしいので、ケア用品を探すのは大変だそうです。

ではでは。

USA通信 vol.1

2006-08-08 12:20:31 | Weblog
USA通信 vol.1などと大それたタイトルでスタートした今回の企画。現時点での予想では帰国までにvol.3がある可能性は10%ないという感じですね(汗)

さて、今回はUnited States of Americaに来て約10日がたちました。
日本からSan Franciscoに飛び、1週間を経て、Washington D.C.に現在滞在しております。

San Franciscoは日本とは異なり、暑くない。というよりも肌寒いくらい。さらに、朝は霧が発生したり、夜は風が強くなったりと日本の秋の格好でもまったくおかしくないくらいの陽気です。
もちろん急坂のケーブルカーも乗りました。すごいですね、あの坂。横浜の坂を子存知の方ならそれをイメージいていただければ、いいかと思います。
って、どこの坂をイメージするかによって違いますけど…。

USAは治安が悪いから夜の一人歩きは…などといわれつつも、それをまったく無視して、平気で出歩いてました。
Market Streetと呼ばれるSFのメインストリートはCivic Centerと呼ばれる地区に行くと結構危険な感じです。その北部にはTenderloinと南にはSouth of Marketと呼ばれる地区があり、そこいらへんは昼間でもちょっと近づかない方がよさげな空気がただよってました。
ポイントは、なんか嫌だな、と思ったら遠回りしてでも、そこを避けようとすること。それをすれば、大丈夫です。きっと。といってももちろん保証はしません!

さて、そこからWashington D.C.に移動して、今はWashington D.C.にいるわけです。そうそう、その時にはしっかり靴を脱がされました。
それにしても空港から市内までが遠い。Washington D.C.の空港だとDulles Airportを利用するとバス+地下鉄で約1時間かかります。しかも、そのバスも1時間に1本と最低なアクセス条件です。

到着以降、Smithsonian地区の博物館、美術館を見ましたがどちらの規模が大きい。歩き疲れました。といって、もう1回行きたいかと言われるとあまりそうは思わないのが現状です。そうそう、これらの施設(動物園も!)は全部入場は無料です。ただ、入るときに荷物検査があるのと、一部では金属探知機を通らされます。

そんな感じで政治都市空気が漂ってます。決して人に対してあたたかな空気が感じられないような気もします。聞くところでは、アメリカのEast Coast方面はどこでもそんな感じらしいですけど。

こっちに来てからは、食べ物はまずい、エスカレーターは止まってる、ホテルで小火騒ぎ、とトラブル続きですっかり疲れました。

とりあえず、San Franciscoに戻りたい!!!と願ってます。