goo blog サービス終了のお知らせ 

A tes souhaits ! ver.2

A chaque jour suffit sa peine !

日本橋「たいめいけん」

2006-09-03 03:17:53 | gourmet
 テレビや雑誌で洋食の特集があると必ず取り上げられるのが、この「たいめいけん」。コレド日本橋の脇道を永代通りから少し入ったところにある、老舗洋食店です。
 幼い頃は、「内装が豪華なお店で食べる、盛り付けが芸術品のように美しい料理こそ、最高のご馳走だ」と勘違いしていたので、ここに連れてこられると質素な店構えに少なからずがっかりしたもの。でも、食事を終えてお店を出るときには満面の笑顔になっているのだから、子供って奴はやっぱり正直です…。
 こんな風に小さい頃から馴染みのあるお店だったのですが、ここ数年足を運んでいませんでした。理由は簡単。マスコミへの露出が増えて、並ばずには入れなくなってしまったから。私自身が取材でお会いするショップのオーナーさんや店長さんも、こういった問題にはとても敏感です。既存のお客さんももちろん大切にしたいけれど、新しいお客さんも欲しい…。マスコミに出ればそのチャンスが巡ってくるけれど、失うものも少なくないんですよね。
 そんなわけで足が遠のいていましたが、先日数年ぶりに「オムライス」を食べに行きました。夕食のピークよりも少し早めの時間だったので、待ち時間は数分。50円で食べられるボルシチとコールスロー、メインには「牛肉のオムライス」をオーダーしました。一緒に行った母はエビマカロニグラタンを。
 十数分後に運ばれてきたオムライスを一口食べて口からもれた言葉は「おいしい~」のひと言。ほっとしたような、それでいてしみじみとしてしまうような懐かしい味です。はふはふ言いながら熱々のお皿と真剣に格闘する姿は、子供時代の私と何ら変わりなかったはず。「お子様ランチ」に通じる洋食は、大人を子供に変えてしまう不思議な力を持っているのかもしれません。マカロニグラタンのホワイトソースも絶品で、他の洋食店と何が違うのか…を母と議論してしまいました。
 家からも近いことだし、今度はkeiと来てみたいな。オムライスを前に子供にかえってしまう大人の男を目の当たりにできることでしょう。

■たいめいけん
add:東京都中央区日本橋1-12-10
tel:03-3271-2463

「トプカ」 淡路町本店

2006-08-06 04:02:14 | gourmet
 ちょっと前の日曜日のお話。
 のんびりと起きて窓を開けたら、風に乗ってカレーのにおいが…。次の瞬間口から出たのは、当然のことながら「カレー食べたい」というひと言でした。これを聞いたkeiが「よし、今すぐ食べに行こう」と言い出し、向かったのが「トプカ」です

 都内にいくつかの支店がありますが、今回は淡路町本店へ。「お天気が良いわりにはさほど暑くない」という、この上なく気持ちの良い日だったので自転車で出発!わずか15分で到着(こんなに近いなんて…。編集部へも自転車で行くべきなのでは?という声が聞こえてきそうですね…)し、欧風ポーク&野菜カレーをオーダーしました。

          

 ちょっと辛めのカレーはフルーツの酸味と甘みがアクセント。柔らかく煮込まれた豚肉と、ジャガイモ・ナス・にんじんなどの野菜がゴロゴロと入っていて、ボリュームも満点です。カレー屋激戦区のこのエリアで、見事に生き残る名店の味を堪能できました。

 帰りはちょこっとアキバに寄り道。(週末昼間のアキバに行ったのは初めてだったんだけど、人の多さに唖然。観光客と“萌え”体験を求めてやってくるアキバ素人に占拠されていました。もちろん“電車君”も健在でしたが…。)こちらでは、以前から欲しかったサーキュレーターをようやくGET。箱が意外に大きくて自転車での持ち帰りに悪戦苦闘。最後は力技でカゴに押し込んで家路につきました。
 帰宅後はしっかりとF1ドイツGPを楽しんで、充実感もひとしお。毎週これくらい時間を有効に使いたいんだけど、寝坊したり、だらだらしたり…現実は厳しい…。
がんばります…。

■トプカ
add:東京都千代田区神田須田町1-11
tel:03-3255-0707

神谷町「カマロン」

2006-07-29 02:01:13 | gourmet

 南仏の学校で知り合ったお友達と久しぶりにお食事してきました 彼女は、身近にいるお嬢友達の中でも最高ランクに位置づけされるお嬢様ですが、今はおとな~しく某企業で働いています。気を遣わずに「お嬢話」をできる数少ない友達なので、1年に何回かはこうしてディナーに出かけています。
 お店の選択はいつも彼女任せ。食べることが好きな子だから、必ずおいしいお店を紹介してくれます和食→ベトナム料理→イタリアン…と食べ歩いたので、今回はスペイン料理をチョイス。神谷町にある「カマロン」に向かいました。
 
 「カマロン」はカウンター8席、テーブル8席?のこぢんまりとしたお店。「夏で食欲が減退しているから、アラカルトでお願いできるところ」と言う私のわがままに応えて「タパスの種類が豊富なところ」を選んでくれたそう。ありたがいです 日本人好みにアレンジしたスペイン料理ではなく、本場もののスペイン料理を食べられます。(スペインには行ったことがないけれど、スペイン人の友達が作ってくれたパエリアは、このお店の味に限りなく近かった…。)

 今回オーダーしたのは
○甘エビの塩ゆで
○鶏とパイナップルの生姜風味のマリネ
○マッシュルーム&チョリソーのオイル煮
○スペイン風オムレツ
○白身魚のカルパッチョ(酔いが回っていて、何のお魚だったか失念)
○パエリア
など。食前酒にはもちろんサングリア!自家製(結構甘め&濃厚)でとってもおいしかったです。その後、白ワインをハーフで2本(←結局飲んじゃうんだから、最初からフルにするべきでした。反省。)空けて、金曜日らしい夜を過ごしました。

 keiとディナーに行くのももちろん大好きだけど、女のコ同士でお酒を飲みつつご飯を食べるのって、どうしてこんなに楽しいんだろう?そんな風に思えるくらい堪能しました(4時間くらい飲んでたかも?)次に会うのは、秋くらいかなぁ?今から楽しみです。

■カマロン
add:東京都港区虎ノ門3-11-8
tel:03-3432-7772


「パルテノペ」恵比寿店

2006-06-13 00:40:44 | gourmet

 私の大好きな友達ふたりが、そろって落ち込んでいます
 好きな人と別れたときや、恋が叶わないことを知ったとき、何よりもつらいこと…それは“いまだ継続する「好き」という気持ちに、自分自身が終止符を打たなければならない”ことだと思います。事実上「失恋」していても、「この恋は終わりなんだ」と自分に言い聞かせることほど、涙が出る作業はありません。
 そんな心がぼろぼろのふたりに対して、今私ができることは「話を聞いてあげること」くらいしかなく、ふたりまとめてご飯を食べに行くことに お酒メインのお店でべろべろになられても困るので、私自身も以前から気になっていた、「本場ナポリのピザを食べられるお店」に予約を入れました。


イタリアの「真のナポリピッツァ協会」から認定を受けている
というピッツァリア「パルテノペ」です。
 
 今回オーダーしたのは
○ゼッポリーネ(ピザ生地に海草を入れたフリット)
○前菜7種盛り合わせ
○ピッツァ・パルテノペ(チェリートマトと水牛のモッツァレラ)
○ピッツァ・オルトラーナ(季節野菜の八百屋さん風)
○ドルチェ盛り合わせ(リコッタチーズケーキ・フルーツのタルト・ガトーショコラ)
これに、白ワインをボトルで1本。

 特筆すべきは、やはりゼッポリーネとパルテノペ!!
 ゼッポリーネはナポリならではの料理で、ビールのつまみに最高の味。日本ではなかなかお目にかかれないので、私も今回が初体験でした。酒のつまみにえびせんをかじる、日本人の感覚に近いのではないかと思います。実際、食感は180°違えど、磯の香りがする青海苔煎餅に味が酷似(笑)。ヨーロッパ人は海草を食べないらしいのですが、この料理だけは別なのだとか。う~ん、BUONO!
 ピッツァパルテノペは、店名が付けられていることからもわかるようにこちらの看板メニュー。トッピングに使われている水牛のモッツァレラは、コクのある濃厚な味とずっしりとした弾力性が特徴。これが本当においしい!もっちりとした生地が、その濃厚さしっかりと受け止めてくれます。一時期クリスピータイプのピザも流行りましたが、私は断然ナポリ派なので大満足でした。

 前菜とデザートについては印象が薄いものの、純粋にピザを楽しむならおすすめのお店です(余談ですが、クイズ番組の回答者でお馴染みの芸能人も食事をしていました。)

 私は恋愛上級者ではないから、気の利いたアドバイスなんてできなかったけど、ふたりの心の痛みが少しでも紛れたらいいな。相手に対する愚痴や自分の後悔を外に発散することで、気持ちが楽になることもあると思うから…。あとは、時の流れが解決してくれるのを待つしかないのかな。少なくとも私は、ふたりともイイ女だと思うよ

■Partenope(パルテノペ)恵比寿店
add:東京都渋谷区恵比寿1-22-20
tel:03-5791-5663


「梅の花」のお弁当

2006-05-27 12:48:46 | gourmet
先日、入稿期間中に編集部で食べたのがこちら。
お豆腐と湯葉料理のお店「梅の花」のお弁当です。


 仕事が深夜にまで及ぶことが多いため、夕食の時間になると編集部がスタッフにお弁当を用意してくれます。和食・洋食・中華・韓国料理・インドカレー…と、毎日違うお店に注文してくれるので飽きる心配もありません。内容的に豪華なものが多いのですが、和食好きの私としては、こういうヘルシーなお弁当がいちばん嬉しい!このお弁当は総カロリーが606kcal。お豆腐がメインで、カラダにも優しい気がします。
 「梅の花」は外で食べるものに困ったときに、よくお世話になるお店。脂っこい食事やお肉が苦手な私でも、がっつり安心して食べられるから重宝しています。今回食べたお弁当にも、お店で定番のお豆腐田楽やごま豆腐が入っていました。(もっとも、お店では豆乳しゃぶしゃぶ…と決めているのですが)
 カナダGPに向けて少~し仕事のピッチをあげないといけないので、来週もまた編集部のお弁当に助けられそうな予感。贅沢は言えませんが、こういうヘルシーなものがいいなぁなんて。

最近行ったお店リスト

2006-05-16 02:14:24 | gourmet

ほぼ毎日と言ってもいいほど、外食が多い私。たいていは編集部近くのお店でぱぱっと済ませてしまいますが、先週は何軒か目新しいところに行きました。覚え書き程度に残しておこうと思います。

★コールドストーンクリーマリー
http://www.coldstonecreamery.co.jp/
アメリカから上陸したアイスクリーム専門店。東京山手線内にあるのは六本木ヒルズ店のみで、オープン当初から話題になっています。休日の昼間には長蛇の列ができるとか…。私が訪れたのはちょっと肌寒い平日の閉店間際。22時近くでしたが、20分程待たされました。これから夏本番に向けて、ますます人気が出そうです。
このお店の売りは、冷えた石の上でアイスとトッピングをクルーがミックスするパフォーマンス。ハワイのお店では、クルーたちが陽気に歌を歌ってくれましたが、東京ではどうなのでしょう?少なくとも、今回は見られませんでした…。
ちなみに私が注文したのは「ブレスレスボストンクリームパイ」。


バニラアイス・スポンジ・生クリーム・チョコファッジを石板の上でミックスしてくれます。「高カロリーなものほどおいしい」という定説がここでも立証されるかたちとなりました。keiも、これでもか!とチョコが入った「チョコレートデヴォーション」を食べて、ご満悦の様子。
ここでアイスを食べた後、食事をする予定だったのですが、あまりのボリュームにノックアウトされ、この日の夕食はアイスだけ…という結果に。まぁ、たまにはこんな日があっても…。あんまりよくないですね。

★沖縄の台所 ぱいかじ
http://r.gnavi.co.jp/a197300/
真樹と「銀座に行こう!&沖縄料理を食べに行こう!」と計画して訪れたのがこちら。こぢんまりとしていますが、騒々しくなくゆっくりとできます。注文したのは、○海ぶどう○タコと空心菜の炒め物○島豆腐の厚揚げ○ラフティ○沖縄そば…といった、王道メニュー。味はもちろん◎、店員さんのサービスもとても気持ちよかったです。店内に貼られた沖縄の風景写真もじんわりと心に響きます。サトウキビ畑を真っ二つに分ける真っ直ぐな道を、この足で歩きたい…と、どれほど強く思ったことか…。

★A LA CARTON
http://r.gnavi.co.jp/a385600/
新有楽町ビルの地下にある豚料理のお店。最近増えてきましたが、¥500を支払えばお気に入りのワインを持ち込むことができます。食べたのは○ゆで豚とキャベツのサラダ○タンのテリーヌ○豆乳鍋…です。こちらの豆乳鍋、一人前でも相当なボリューム。たっぷり野菜が食べられるのもまた嬉しい。ただ、脂身が多いお肉が出てきたのにはがっかりでした。「豚料理」のお店なのだし、もう少し価格を高めに設定してもよいので、肉の質を上げて欲しいな…と思った次第。

★いぬ居
http://r.gnavi.co.jp/g845900/
神保町にある、近江牛・松阪牛を扱うお店。すきやき・しゃぶしゃぶ・焼肉など、好きな食べ方を選べます。編集のWさんに連れて行って頂いたので、自腹ではちょっと食べられないしゃぶしゃぶのコースをご馳走していただいちゃいました。牛肉って実は苦手なのですが、とにかく柔らかくておいしい!後々胃にもたれなかったなんて、私としては奇跡です。こちらもたっぷりと野菜&お豆腐を食べられます。

先週の夕食はこんな感じ。今週は家に居られる日が多そうなので、しっかりと自炊しようと思います。滑り出しの今日は、「ひとり鍋」をしてみました。水菜・大根・椎茸・豆腐・鶏肉…を、だし汁の中に放り込んで煮るだけの手抜き料理ですが、栄養バランスがよいので登場回数も多め。でも、自宅でひとりで食べるご飯ほどおいしくないものはありません。食べてても全然幸せじゃない。ひとりで食べるなら、外で食べる方がまだ幸せだと思うのは、私だけでしょうか?


MOTHER'S 富士山のやさい塾

2006-04-14 22:37:43 | gourmet

連日終電&タクシー帰りが続いていたので、今日は早く帰ろうと一念発起。20時前に編集部を出ようとしていたら、RIEZOが「お腹すいた」と私を上目遣いで見つめているではありませんか。ちょうど「ひとりごはんは寂しいなぁ」と思っていたところだったので、一緒に神保町の街へ繰り出しました。
最近の私たちのテーマは「非日常」。同じ波が繰り返し押し寄せてくる日々の生活の中で、少しでも新しいことをしたい。人として当たり前の好奇心ですが、これを満たすのはなかなか難しいのです。神保町での定番といえば、編集Wさんに連れて行かれる中華屋さん各店やカレー専門店、タイ料理店etc…。種類豊富なようでいて、2年もここで働いていればたいていのお店には挑戦してしまっています。

そして、話し合いの結果、本日の「非日常」はオーガニックレストラン、
「MOTHER'S 富士山のやさい塾」
http://www.mothers-net.co.jp/202kanda.html
に決定しました。
こういうお店って女のコ同士じゃないと行かないので

このレストランは野菜を思う存分食べられる嬉しいお店。
料金は一律¥1890(今日はキャンペーンで¥1575でした。ラッキー★)で、カウンターに並んだお惣菜を好きなだけお皿に取るビュッフェ方式。女性が喜ぶ根菜を中心に、有機野菜をふんだんに使ったお料理が10数種類用意されています。全種類制覇!といきたいところですが、そんなに食べたらヘルシーなお店を選んだ意味がなくなってしまうので、がまんがまん。切り干し大根や蓮根を豆乳で煮たもの、キャベツの胡麻和え、大根と椎茸の煮物などを盛り付けました。ご飯も、雑穀米と玄米が置かれています閉店まであまり時間がなかったのでゆっくりはできませんでしたが、カラダヨロコブ嬉しい食事に。

RIEZOとのふたりごはんは久しぶりだったので、将来のことをいろいろ語り合いました。お互い似たような境遇、そして似たような野望を持っているので、相手の背中を押すことが自分の背中を押すことにもなります。「年内」がひとつの区切り。それまでに決断しなければならないと思うと心ばかり焦りますが、「後悔したくない」と思う気持ちは日に日に膨らんでいます。私は何を迷っているのだろう…と自分の小心者っぷりが情けなくて仕方ないです
でもRIEZOと話せてよかった
霞がかかっていた気持ちが少し晴れた気がします。ありがとう


麻布十番「鳳仙花」

2005-12-23 19:38:00 | gourmet
いよいよ年末。昨日校了し、年内の仕事が世間よりもひと足早く終わりました。来年に向け連載チームで1時間ほどミーティングを行って、いざ忘年会へ!
お店は、前々から予約してあった麻布十番の「鳳仙花」という韓国料理屋さん。「お店どこにしましょうか?」と相談しようとした瞬間にW氏が予約の電話を入れてくれたおかげで、クリスマス連休前の忘年会ピーク日にめでたく席を確保できました。

韓国料理=焼き肉と思われがちですが、ここには一切焼き肉がありません。一番人気のホルモン鍋を筆頭に、鍋の種類が豊富です。「ここに来たらやっぱりこれでしょ!」ということで、もちろんホルモン鍋をオーダー。他にも蓮根チヂミやチャプチェ、サンチュサラダなどを頼みました。
「見た目が気持ち悪い」という理由でホルモンが苦手な女の子って多いけれど、私は好き。コラーゲンたっぷりでお肌にも◎です。このお店のお鍋にはホルモンの他に、豆腐や野菜が放り込まれています。韓国料理ってたくさん野菜を食べられるし、体はあったまるし、冬には最高!ですよね。
真っ赤な汁が満たされた石鍋が運ばれてきたときにはさすがに辛さが心配になりましたが、スープさえ飲まなければ辛いものがダメな人でも大丈夫みたい。だしがよく出ているので、スープを飲まないのはちょっともったいないですが…。
熱々の鍋をみんなでつついているとどうしても言葉少なになるので、〆の雑炊を食べた後、ようやくおしゃべりタイムに。マッコリを飲みながら、この1年間の出来事をみんなで振り返りました。「あの時は○○だった」「○○ちゃんがかわいかった」「大雨の撮影はもう勘弁」など話のネタは尽きることなく、改めて「いいチームだなぁ…」と感慨深く見つめてしまいます。

今の仕事を始めたときは本当に手探りの状態。文章を書くことだけが取り柄だったとはいえ、編集の仕事はページのコンセプト作り・撮影・構成・原稿書き・入稿・校了まで多岐に渡ります。100万人が目にして、若い世代に多大な影響力を持つと言われる、モンスターのような媒体で仕事をさせて頂ける嬉しさとプレッシャーはいつも背中合わせ。今のアシスタント体制が整うまでは私もてんてこ舞いでした。それだけに、今のメンバーを揃えるところまでこぎつけられた達成感は計り知れません。いつまで続けるかわからない仕事ではあるけれど、先日、前に勤めていた会社の先輩から「戻ってこないか」と嬉しいお話を頂いても心は揺れませんでした。私には今の場所が心地いいみたいです。来年もまた頑張ろうと、チームと鍋を前にして思った夜となりました。

宋家カムジャタン

2005-11-28 00:51:25 | gourmet
11月も残すところあとわずか。鍋物が恋しくなる季節の到来です。休日の定番家庭料理ではあるけれど、外で食べるお鍋はまた格別!ということで、今季初となる「カムジャタン」を食べに行きました。参加メンバーは編集部スタッフ3名と大物読者3名。いつも撮影で顔を合わせる子ばかりなんだけど、スタジオから飛び出して外で会うと、彼女たち3人から放たれるキラキラしたオーラの強さに圧倒されます。

向かった先は、新宿と新大久保の間にある「宋家カムジャタン」。2年くらい前にkeiに連れてきてもらって以来です。韓国ブームの後押しもあって、今カムジャタンは大人気。中でも、このお店は予約の取りにくい有名店。今回はなんとか予約が取れて待ち時間なしで入ることが出来ました。ずらーっと列を作る人の脇をすり抜けて通してもらうのはちょっと気が引けましたが…。

注文したのは、カムジャタン4人前と海鮮チヂミ、トッポキ、サンチュサラダ。人数が多かったので、欲張っていろいろ頼みました。
そもそも、「カムジャタン」とは豚の背骨を煮込んだスープに唐辛子やニンニクで味付けし、じゃがいもを放り込んだ韓国風のお鍋のこと。だしにもなる豚の骨には当然柔らかいお肉が付いていて、コラーゲンもたっぷり!なので、女の子の間でも話題になっています。実際、女性客が多かった!読者ちゃんたちはカムジャタンが初めてだったらしく、その豪快なお鍋を見て大興奮していました。
>>カムジャタン

豚の骨からとろとろになったお肉を削ぎ落とし、味のしみこんだじゃがいもを「熱い熱い」と言いながら頬張り、恋の話で盛り上がり、楽しい時間になりました。もちろん最後は、残りの汁を使ったラーメンとチャーハンで〆。これが絶品なんです。カムジャタンのお店ですが、「海鮮チヂミ」も最高!石焼きで鉄板ごと運ばれてくるので迫力も満点です。

今週末はまた撮影 電話取材やら撮影準備やら忙しい1週間になりそうですが、このお鍋を食べたらなんだか元気が出ました。今週もがんばるぞ。

豆腐グラタン

2005-11-11 01:33:04 | gourmet
家で夜ごはんを食べるのは土日を含めて月に数回、という私たち夫婦。
平日夜にふたりが揃うことなどまずあり得ません。なので、仮に私が家でご飯を食べられる日があれば、keiが大嫌いな野菜やお豆腐中心のヘルシー料理が食卓を埋め尽くしても問題ないのです。どの道私しか食べないわけだから。
先日、そんな貴重なチャンスがあったので、かねてから作ってみたかったお豆腐グラタンにチャレンジ 基本的に何を入れても合うと思いますが、私はじゃがいもとベーコンの「ジャーマンポテト」・お豆腐・ミートソースを交互に重ねて、最後にピザ用のチーズをかけてみました。
ポイントは何と言っても、豆腐の水気をあらかじめ電子レンジにかけて飛ばしておくこと。これを怠るとグラタンが妙に水っぽくなります。ホワイトソースを混ぜるのももちろんありです。
あとは、オーブントースターで温めてチーズをとろりと溶かし、軽く焦げ目をつけるだけ。トースターに入れる前にすべての材料に火を通しておけば、チーズが焦げて中が生…なんてことにもなりません。
肝心の味ですが、ミートソースのこってり感をお豆腐が消してくれて、わりとさっぱり食べられます。グラタン独特の重さもないし、また作ってもいいかな…という気分になりました。
keiからラザニアをリクエストされているので、オーブントースターの具合を見るちょうどよい機会にもなりました。(このトースターにしてから、オーブンとして使ったことないんです
さぁて、次はどんなヘルシー料理に挑戦しようかな…