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A tes souhaits ! ver.2

A chaque jour suffit sa peine !

PIERRE HERME

2005-10-27 02:58:45 | cafe&sweets
数日前に、ニューオータニのPIERRE HERMEでお茶をしたのでその報告を。
2年ちょっと前に足を運んでから、私はエルメのケーキの虜になっています。今年の春に青山に路面店がオープンするまでは、不便を承知でニューオータニのティールームに通っていました。チョコレート系のケーキやマカロンはJean-Paul Hevinの勝ちかな…とも思いますが、シーズンごとに変わるケーキのチェックは怠りません。
青山のお店で頂けるのはチョコレート系に限定されてしまっているので、ニューオータニに来たときは違う種類のものを選ぶのが私のポリシー。ですが、今回は秋冬コレクションの中から「タルト・モガドール」を選択しました。見ての通り、思いっきりチョコレートです(笑)。不思議なもので、毎年冬が来るとチョコレートが食べたくなるんですよね。このタルトはチョコとは言っても、パッションフルーツとパインの酸味が効いていて、わりとさっぱりとしていました。「チョコ×オレンジ」「チョコ×フランボワーズ」はよくあるけれど、この組み合わせは初。独特の甘酸っぱさが口に広がって、新しい発見をした気分になりました。
エルメではクリスマスケーキの予約がそろそろ始まるようです。昨年はエルメ、一昨年はJean-Paul Hevinのケーキを予約購入しました。好みの問題もあるかと思いますが、私は圧倒的にエルメ派でした。先日のパーティのギフトもエルメのマドレーヌにしたので、今年もここでケーキを予約しようかな…と企む今日この頃。主役級のおいしいケーキさえあれば、クリスマスの準備はもう完璧!

スターバックス ディスカバリーズ

2005-10-13 23:45:21 | cafe&sweets
「スターバックスのラテがコンビニでも!」と発売初日から記録的な数を売り上げた「スターバックスディスカバリーズ」シリーズ。ラテとエスプレッソの2種類が用意されたものの、発売数日で生産が追いつかなくなり、エスプレッソは早くも店頭から姿を消しました コンビニの棚に再び並ぶのは来週になるそう。仕方なく、かろうじて棚に残っていたラテを買って、編集部で試してみました。

意気揚揚と封を開けたものの、正直、期待はずれでした。スターバックスの「貫禄」みたいなものが感じられない。¥210というちょっと高めな価格設定だから、納得できる味わいが欲しいところなのに、「マウントレーニア カフェラテ」と大差ない印象。このコンビニラテに¥210払うなら、私は店舗でできたてのラテを飲みたい。

そもそも、カフェで飲むコーヒー代には「のんびりする時間代」が含まれていると思います。お金で時間を買うなんて発想嫌だけど、実際編集部にいながらにして寛ぐなんてできるわけがない。この喧騒からちょっと逃げたいな…っていうときに逃げ込む場所として、カフェは成立しているような気がするから、何も編集部で中途半端なカフェ仕様のコーヒーなんて飲まなくてもいいんだ…そういう結論に至りました。

でも、そんな偉そうなことを言っていられるのは、徒歩5分以内にスタバやタリーズなどの手軽なカフェが何軒もある環境にいるからこそ。近くに店舗がない消費者にとっては、コンビニで売られるスタバのコーヒーも立派な「コーヒーブレイク」のお供になってくれるはず。まずは首都圏で展開される模様ですが、販売エリアが徐々に拡大すればまた違ったニーズも出てくるのでしょうね。

…とはいえ、日本より3年も早くコンビニにスタバのコーヒーが並んでいた韓国では、紙パックではなくビンを使用し、高級感あふれるデザインにしていました。価格も店舗と変わらないくらい高かった記憶があります。日本のマーケットではこの戦略は通用しなかったんですね…。

4年ぶりの都路里

2005-09-22 13:56:46 | cafe&sweets
仕事の合間にちょこっと時間ができたので、カレッタ汐留にある「茶寮都路里」に行ってきました
京都にある宇治茶の老舗が出す甘味屋さんで、おいしい抹茶デザートが食べられると大評判。美帆子と京都旅行した際に祇園本店を訪れて以来、約4年ぶりの再訪です。カレッタ汐留店は2年前にオープンしたのですが、鳴り物入りの東京初出店だったため、今でも客足が途絶えません。私が行った平日昼間でも30分待ちでした。
注文したのはもちろん「特選都路里パフェー」
ここのパフェは、中に入っている抹茶ゼリーが秀逸。抹茶の苦みを抑えて香りだけをしっかり残したゼリーで、ちょっと歯ごたえのあるもっちりとした感触も私は好き。抹茶カステラがたくさん入っているものや、ほうじ茶を使ったメニューもあるけれど、ゼリーが主役のパフェをセレクトすることを私はおすすめします。
私はわりと食が細いので、1コ食べきるのは至難の業のボリュームですが、パフェって、ひとりであのグラスを独占してこそ楽しめるもの。長~いスプーンで、上に盛られた生クリームをつつく瞬間、他では味わえないわくわくした気持ちが湧き上がります
次に狙うのは、ピエールマルコリーニのチョコレートパフェ。3時前には売り切れてしまう伝説のパフェなので、比較的忙しくない今の時期に挑戦してみたいと思います

スイーツめぐり@自由が丘&代官山

2005-09-20 13:30:53 | cafe&sweets
ドイツに留学してしまう友達の送別会代わりに、なかなか実現できずにいたスイーツめぐりを決行しました。
何の計画も立てず、とりあえず4人が渋谷に集合。ハチ公前の雑踏の中で作戦会議をすること5分…で、一軒目の目的地を自由が丘「パリセヴェイユ」に決定しました。

【Paris s'eveille】
パリの路地裏にあるパティスリーをそのまま移してしまったような雰囲気のこのお店は、パティシエ金子美明氏が2003年にオープンさせたもの。何の予備知識もなく訪れてしまったので、それぞれが食べたいケーキをセレクトしました。sainte-honore、everest、rouge et noir、comme NYを注文して席へ。こういうとき、本物のスイーツマニアなら、「店の実力を知るならカスタードを…」とか言うのかも知れないけれど、私はやっぱり自分が食べたいもの、特にフランボワーズ系のお菓子に魅せられてオーダーしてしまいます。
でも、4つのケーキを少しずつ試食してみて感動したのは、saint-honore!saint-honoreはシュー生地がさくさくとしていて、カスタードと生クリームが濃厚で、キャラメリゼしたキャラメルが苦みのある香ばしさで…このすべての条件をクリアしないとおいしくないもの。本当は大好きなお菓子なのに、日本ではなかなかこれを満たすお店に出合えずにいたので、本当に嬉しかった!もちろん、他のケーキもおいしく頂きました。ふんわりとしていて、でも濃厚なチーズケーキcomme NYもおすすめです。
■アクセス : 東急東横線自由が丘駅より3分
■住所 : 東京都目黒区自由が丘2-14-5
■Tel : 03-5731-3230

松之助NY
自由が丘でフランスのエスプリたっぷりのケーキを堪能したので、二軒目はアメリカンテーストなこちらのお店に決定。せっかく自由が丘に行ったのに、雑貨屋さんめぐりもせず代官山に引き返しました(笑)。
手作り感あふれる「ママのケーキ」といった雰囲気の、大ぶりのケーキがガラスケースに並びます。アメリカのレシピで作られているケーキとあって、パイ系の種類も豊富。ふわふわの生クリームに惹かれて、私はバナナクリームパイに決定しました。もっと重めなパイかと思っていたけれど、見た目以上に軽い舌触りで、クリームのバナナもフレッシュ。ボリューム満点だったので、結局まさくんに半分助けてもらっちゃったけど…。ここで一番おいしかったのは、りえぞうが頼んだリコッタチーズのタルト。食べるとなんだかほっとして、チーズケーキはこうあるべきだ!と懐かしい気分になれるタルトでした。
■アクセス:東急東横線代官山駅より徒歩4分
■住所:東京都渋谷区猿楽町29-9 ヒルサイドテラスD-11
■tel:03-5728-3868

ほんとはもう何軒か回りたかったんだけど、これでタイムアップ。半年後またこのメンバーで集まって、今度は「ジャンボパフェに挑戦!」という目標ができたところで解散。結局、送別会という名目はどこへやら…?

MAISON KAYSERを目ざして

2005-09-11 11:56:22 | cafe&sweets
気分が晴れないこんな日は外でブランチでも食べよう。
あったかいカフェオレでも飲んで元気になろう。
そう思って、コレド日本橋まで散歩。
何年かぶりに徒歩で日本橋を渡った。

レトロな街灯が飾られた石造りの重厚な橋の下では、トランペット吹きがミニコンサートを開いていた。通りすがりの人もふと足を止めて聴き入る。そんな光景がセーヌ河畔の光景と重なり、思わず空を見上げた。しかし、広がる青空を高速道路が遮る。歴史と風情のあるこの橋の真上に高速道路を通すだなんて、一体誰が考えついたのだろう。真っすぐに伸びる橋の街灯が、橋桁で窮屈そうだ。

ブランチの目的地はコレド内のメゾンカイザー。昨年、パリコレ取材でこのお店のパリ本店を訪れた。degustationのコースを頼んだら、バスケットに山盛りになったviennoiseが出てきて大興奮。そんな記憶が懐かしく、帰国後も足繁く通ってしまっている。「サーモンとクリームチーズのサンドウィッチ」と注文すると、サイドメニューで薩摩芋の冷製スープが付いてきた。「サンドウィッチ」という名前からパンは当然バゲットだと思っていたのだけれど、出てきたのは、オリーブオイルが練り込まれた生地に、ほのかにトマトの酸味がするもちもちとしたパン。クリームチーズとの相性がよくておいしかった。
ここで、結婚式の日に真樹からもらった手紙に返事を書いた。真樹との手紙のやりとりはもう20年近く続いているもの。この20年の間に、携帯やe-mailなどいろんな通信手段が発達したけれど、手書きの文字のぬくもりに匹敵するツールはまだない。「Amicalement」と結んだ瞬間に、ちょっとだけ気持ちが上向きになった。(つづく)