浮気は100％許されない？

恋愛、結婚あるところに嫉妬の影アリ
最近ハマッている、というかイライラしながらも観ずにはいられない
ドラマ、小早川伸木の恋には嫉妬の香りが満ち満ちています

夫に少しでも女性の影がちらつくとキレまくり、衝動的に
弁護士のところへ行ったり実家へ帰ってしまう妻。
挙句に「一時間ごとに私にメールして。私への愛の気持ちも
メッセージにして」なんてことを夫に要求。
あのねぇ～普通に働いている、しかも伸木は医師でオペだってあるのに
何考えているのよ
ここまでくると愛情というより執着としか思えないけれど
機嫌がいいときの妻はとっても可愛いんだそうな・・・

ひたすら“愛情”という名の鎖で恋人や配偶者を縛り付けるのって
暴力と紙一重じゃないのかな？
365日、24時間、自分のほうを向かせておかないと気がすまない。
心配で心配で、少しでもあやしげな影が近づくと
餌を取られそうになった犬みたいに吠えまくる。
嫉妬される＝愛されているという証拠、と喜ぶ人もいるけれど
度が過ぎると「私（僕）って、そんなに異性にだらしないと
思われているのかなぁ」って悲しくならない？

相手が超浮気者で隙さえあれば遊びまくるタイプだったとして。
確かに監視が厳しくなるだろうけれど、そんな人はどうやっても
浮気するよ。
クセがなかなか治らないのと一緒
それでもやめさせようとして荒療治してピタッとおさまったなら
いいだろうけれど、ブチッと切れて暴走されたら
もうお仕舞い修復不可能。

口うるさい恋人や配偶者との窮屈な日々。
そしてある日、優しくあたたかな太陽のような人と出会ったなら。
私なら、その人が神様に見えてくるかもしれない。
「どこ行っていたの？」「誰と会っていたの？」
ではなく「大丈夫だよ」「いつでもここにいるからね」
なんて言葉をかけられたら。
あっという間にその人に本気になってしまうかもしれない。
子どもの頃に読んだ童話に「太陽と北風」ってのがあったっけ。
旅人のコートを脱がせるために太陽と北風が競うんだけど
北風は冷たく強い風を吹き付けてコートを脱がせようとする。
でも旅人は頑なにコートを抑えて絶対に脱ぐことはなかった。
そして太陽が温かい陽射しで旅人を包むと
旅人は「ああ、なんて温かいんだ」とコートを自分から脱いだというお話。
全員がそうだとは言わないけれど、ふっと温かい陽射しに照らされたら
そっちに行きたくなるんじゃないかな。

でも恋人や配偶者の浮気ってどうよ？って考えたとき。
私は全否定は出来ない
よく浮気を料理に喩えるじゃないですか。
「高級フレンチばかりでなく、たまにはカレーが食べたくなる」って。
この常套句を使うのは男性が多いけれど女性にもそんな心理って
あると思う
ただそれを実行に移すかは、その人次第。

もし私に恋人がいるとして。
私は絶対にや、持ち物検査なんてしない。
いくら恋人だからってプライバシーを暴く権利なんてないし
自分がされて気分悪い事は相手にもしたくない。
「浮気されたら？」と尋ねられると，私は決まってこう答える
「絶対にバレないようにしてくれるならかまわない」って。
こう言ってしまうと出来すぎな感じがするけれど、
私がカレーライスだったなら、いつまでたっても高級フレンチにはなれない。
懐石料理にも、メキシコ料理にもなれないわけで・・・・
要するに「たくさんの要求には応えられない」ってこと。
「女神の優しさ、女王の気高さ、娼婦の淫らさ、少女の無垢さ」
全部持ち合わせている女って、世の中にどれだけいる？

「そんなだからアンタは独りなのよ」と友達に言われるけれど。
私はずうっとカレーライス。
かくして今宵もひとりワインを飲むのでありました