病めるときも、健やかなるときも

再び友達の結婚ラッシュが訪れそうな今日この頃、
方や、数年前に結婚した友達からは
「い～な～、ルチルは独身だから気楽でさぁ。
毎晩お酒飲んで、美味しいもの食べて、
うやましいわぁ」なんてことを言われ。
いかに結婚生活が大変かを聞かされましたが、
結婚を決めたのはアナタでしょ
昔の日本みたいに親同士が勝手に決めて
結婚式当日にご対面、なんて状況なら
“こんなハズじゃなかったのに”ってことにも
なるでしょうが...

恋人同士のときは、一生懸命イイとこみせようとするから
そりゃ素晴らしい人に思えるでしょう。
でも一旦結婚したらメッキが剥がれて
お互い心の中で「詐欺だ」なんて思っていたりして。

私は結婚が決まった人に
「おめでとう」ではなく「本当にその人でいいの？」と
尋ねることが多いです。
幸せ気分に水を差すようですが、結婚したら残りの人生を
一緒に過ごさなければならないわけですから
慎重に相手を観察するべきではないかと思います。
「結婚したら何とかなる」
「子供が生まれたら何とかなる」
という人もいらっしゃいますが、子供に
家庭の平和をゆだねちゃっていいものでしょうか？

結婚生活の大変さはわかりませんが、
ほんの小さなことでもいいから、相手に感謝して
いたわりの言葉をかけてあげるのが
円満の秘訣ではないかと思います。
職場でも、イヤミな上司を嫌ってばかりでは
ストレスがたまるだけ。
ちょっとのお世辞で敵は気分良くなるし、
彼だって家庭では夫であり父親であるのだと思うと
「頑張ってるなぁ」とみなおすことだったあったりして。
だって、熱があっても休まない、気難しい取引先でも
ブチ切れることなくおつきあいして。
独身なら「辞めてやるわぃこんな会社」と
逃げ出すこともできるでしょうが、家族がいるとなると
我慢するしかなかったりするんでしょうし。
日本のお父さんは、想像以上に頑張っていると思う。

ご祝儀を一度も戴いたことがない私、
このままいくともらえるのは香典しかないわ
いっそ生前葬でもブチあげて
馬鹿騒ぎでもやろうかしら