お墓じまいについて学ぶ② 墓じまいって、お墓の石を片付けること…ではない? - 三重国際霊園スタッフブログ

お墓じまいについて学ぶ② 墓じまいって、お墓の石を片付けること…ではない?

「大変だから」「もう見られないから」がしばしば発端になるお墓じまいを、
より納得の行く、幸せなものにするためのシリーズ第二弾です。

前回の記事はこちらから。


2.墓じまいって、お墓の石を片付けること…ではない?

墓石を片付けよう!墓じまいというやつだ! 

……と思われている方、半分くらいは正解です 

    
お墓が単なる物のお片付けと異なるのは、ご遺骨が埋葬されているという点です。


『えっ、もう何十年も前のことだから、お骨なんてないかも…』

ちょっとお待ち下さい。
斎場でいただいたお骨は軽く脆いように思われますが、
実はそう簡単に消えてなくなるものではありません。
状況や分量による差はあれど、カルシウム分が溶けて消滅するまでに、
100年近くはかかると考えてもよいでしょう。
私どもは、「もう何十年も前」のご遺骨が形を留めているご様子を
たくさん見てきております。
また、お墓によっては骨壷ごと納骨している場合もあり、
その場合はまったく土に還っていません。



『じゃあ、うちのお墓の中のお骨ってどうなってるの…?』 

これについては、実際に確認するのが一番です。
多くのお墓は、ご納骨するための地下室が作られており、
さらに、出入り口を設けてご納骨が簡便になるようにしてあります。
可能であれば、お掃除のついでに一度中をご確認ください。

もし、内部の様子が分からないお墓だったとしても、
墓地への納骨の届け出を参照するなど、
ご納骨の有無は何らかの手段で確認できることがほとんどです。

さて、つまり、お墓じまいにおいてやるべきことはこうなります。
 
    
1.お墓に埋葬済みの仏様をどうするか考える
2.お墓の石碑をどう片付けるか考える

2については「工事業者への依頼、費用や日程の打ち合わせ」であり、
率直に申し上げるとかなりシンプルなお話になります。
1、仏様をどうするかは、お客様によってケースバイケースです。


  

どこの誰にいくらで頼むのか、そこでは何をしてもらえて、
どんなふうに扱われるのか、自分たちは何をしなければいけないのか。

選択肢が千差万別となった現代だからこそ、
よく聞き、よく吟味し、よく相談しましょう。
目先の手軽さや費用だけで判断すると、思わぬ余計な出費やつまづきに
繋がることがあります。
これはお墓に限らず、どんなことにも言えますね。


お墓は他のお買い物と異なり、
「お家によりご事情が異なるので少数の意見では参考にしづらい」
「お金が絡むので率直なことを人に尋ねづらい」「話題がデリケートである」など、
いくらか相談が難しい要素があります。
ご家族内でも、人によってご希望が異なることがあります。

より円滑に、そして納得できる手段を探るため、ぜひ私共にご相談ください。
皆様のご希望やご事情を伺いつつ、多様な選択肢をご案内させていただきます。


資料の希望部数を選べるようになりました。ご家族様の分も一緒にどうぞ!


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電話:059-374-3448
営業時間:9:00-17:00 毎週水曜日定休日(土日、祝日は営業しております)
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