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ぐるぐるうずうず

2025-03-29 08:34:24 | 日記


うーずーまーきーぐ〜るぐる。
毎度おなじみ、柏木くんの仕事です。


三種の土を練り込んでろくろ挽きしたのですね。
表層を削り出すと、クリアな層が露出します。


定番となりました作風。
本焼きでどう発色するか、楽しみです。


ぐるぐるぐるぐる・・・
アルキメデスらせん。


フィボナッチの成長らせんに対して、成長しない(等間隔の)らせんをこう呼びます。
しはんの撥水線。


ぜんぜん変わり映えしませんが、釉掛けをして撥水部分を飛ばしました。
引いた線の部分は釉がはじいてのらないので、焼成すると釉のぐるぐるだけが器面に残るという算段です。


はじきしましまシリーズ、楽しみです。


こちらのしましま・・・いや、青海波は、黒田女史です。
細かい仕事を、二日がかりでしております。


こちらの撥水効果はですね、1・撥水剤を器面全体にぬる、2・針で引っ掻いて線を削り出す、3・削り出した線をゴスで埋める・・・という天才が編み出した技法です。


撥水剤の部分は絵の具をはじくので、針で引っ掻いて露出した器面だけが青く染まります。
楽しいな、うれしいな、報われるな、この作業。


素焼きをしますと撥水剤が飛んで、細線だけが残ります。
こりゃいよいよ本焼きが楽しみだあ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園