本焼きの窯を今、開けました。
なかなかいい焼き上がりのようですよ、お楽しみにね。
今月はもう一回本焼きがあるんで、この窯に入れなかったひともご留意を。
さて、手づくりの桂花陳酒をいただきました。
ラベルもかわいい。
キンモクセイの花のシロップつくりから、という尊い作。
ありがたくのどに流します、サンキュー。
こちらも手づくりの七味唐辛子。
香りよろしく、風味も絶佳。
サンキュー。
手づくり鍋で、カキを炊きます。
七味はこちらに投入。
手づくり容器に入れましょう。
しょっぱくしとけば、一週間は大丈夫。
近くにロピアができたんで、そのお祝い。
めくるめくお惣菜コーナーは、ほぼお祭り状態でした。
みなさん、お菓子の差し入れをいつもサンキュー。
こちらのブースで食べ放題システムなんで、いつでもつまんでちょうだい。
いちごもおいしい季節。
感謝感謝の毎日です。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
本焼きの窯詰めです。
工房でぼんやり過ごしてるお掃除係と思われてるしはんが、唯一輝ける場所。
混沌・・・
この組み方をできる陶芸家が、果たして世界に何人いるか?
窯詰めはパズル。
高さを合わせつつ、水平のスペースをすき間なく埋めていきます。
ただ、間隔を1〜2ミリは空けましょう。
でないとくっついちゃいます。
左奥のはみ出たやつを、ちょい欠けの棚板で回避(わかる?)。
左サイドが充実してきました。
これが最上段。
高さ合わせ。
おさまりそう・・・
ギリ、おさまる・・・
右サイドも、大丈夫。
ハーフの割れ棚板にのっけてるのにも注目してほしい。
でんつい(突き出た温度計)も回避成功。
ごちゃごちゃにおさまりました。
変態作品が多くて、腕が鳴りますわ。
左サイドもクリア。
上部がギリギリかまぼこ屋根をくぐる「どきどきワゴンスライド」動画も、インスタで見てね(上の画像をタップ)。
スイッチオンして、窯出しは木曜日。
焼き上がりをお楽しみに!
今月は、素焼きが23日(月)、28日(金)にも本焼き。
春近しのこの時期、いよいよみなぎっていきましょう。
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毎月10日は豆知識の日!
みんな、かしこくなって。
進化論なんて、単純な理屈じゃん。
そこにある生命を歳月をかけて複雑化させていく、その根本のメカニズムさえわかれば明快に説明できる。
だけど本当に重要で解明困難なのは、「生命はなんでそこにあるの?」の部分でしょ。
鉱物と水しかなかった・・・いや、それ以前には粗元素しかなかったこの世界に、どういういきさつで生命が誕生したのか?
しはんはそこをこそ知りたいわけ。
で、自説、と言うか、これまで得た知識の総合を開陳してみるね。
むかしむかし、深海底に熱水を噴出させる穴があった。
マグマに温められた鉱物混じりのお湯が、こんこんと湧いてるの。
この中には、メタンやアンモニアなんていう、分子の構造式を見ると胸ときめくような有機物の素までがパッケージになってたわけ。
さらに、熱水に混じった金属が、穴の周囲にエントツを築く。
これが偶然にも、半導体素材になるんだ。
エントツの中からは水素主体の熱水、外側には二酸化炭素の海がひろがってる。
すると、エントツの内と外にペーハーの差ができて、イオン勾配、すなわち電位が生まれる。
要するに、半導体の中を電気が走る構造になるんだ。
そんなエントツの内部に、有機物がたまっていくとどうなるか?
たまった有機物は、固まって凝縮してアミノ酸になり、それがまた寄り集まってタンパク質になり、連なり、さらに高分子になって複雑化していく。
なにしろ、何億年って時間はあらゆる可能性を否定しないからね。
そこに電気が流れる。
タンパク質間で電気を流し合って感覚情報をコードしよう、ってのが脳の原理なんだから、この深海のエントツ内で「意識の原始的システム」が生まれてたとしても不思議じゃない。
電気って幻想みたいな現象は、実際にエネルギーを物質化させてもくれる。
細胞内にひそむミトコンドリアなんて、エントツの内部とそっくりのイオン勾配を利用した酵素のシステムでATPって元気玉をつくり、生物を動かす原動力を供給してる。
生命の素材とエネルギーが一体化すれば、いよいよ歳月まかせの適者生存が開始される。
化学的な相互作用で外界の刺激に反応する機械を組み上げ、膜でポータブルなパッケージにすれば、エントツを離れて旅をすることも可能になる。
膜に覆われて外界から独立してること、新陳代謝できること、自分のコピーをつくれること、ってのが生命の最低限の約束事だけど、なんとなくそれが見えてくるではないの。
ただ、こうして自律機械はできたけど、「意識的活動」という目標にはまだまだ遠い。
解明したいよねえ、この部分の謎。
毎月10日と25日に、大好きなサイエンスについて書かせてらいます。
豆ってわけでもないオタク知識だけど、好奇心のあるひとだけ読んでくれたらいいわ。
お楽しみに!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
佐々木くんのろくろ作品。
どんなつくりになってんの?
フタ構造の球体ですね。
上下を別々に挽いて、合わせ目もピタリ。
接触箇所のカズラのつくりもいい感じ。
こいつにハンドルを付けていくわけですね。
ボディのサイドにも取っ手付け。
ちょんまげ侍の雰囲気。
作業は正確かつ精密。
だんだん全容が見えてきましたよ。
ご飯炊き用の土鍋でした。
耐火土が高騰してる昨今ですが、自分で窯業地に出向いて手に入れた土でつくりました。
ほかほかご飯の味もさぞや。
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2月期の陶芸体験さんを募集してます。
そろそろなんかやりたくなってきたな、と思ったら、即行動でしょ。
こもってた冬の反動で疼いちゃてるひとは、ご連絡ください。
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
体験のご予約などのくわしい情報は、下の画像をタップしてください。
一家で陶芸!
ハワイより近く、キャンプよりお手頃で、ディズニーランドよりたのしく(これはひとによる)、温泉よりもしあわせ(ひとによる)。
思い出と一緒に、器まで残しちゃえ。
きっと幼い記憶に忘れ難く刻まれますね。
ご夫婦でもどうぞ。
お互いの新しい側面を垣間見られるかもよ。
いとこ同士でもどうぞ。
まあお一人でも大人数でもどんな関係の仲間でも、陶芸をやりたくなったらどうぞ。
いつでもお待ちしてます!
ご入会さんも歓迎(おと言わせ・ご予約は、上の画像ポチ)。
昨日入ってくれた新しい仲間、会員番号344番・小倉さんです。
亀板を携えてのろくろ修行見参とは。
また変態さんが増えて、ますます充実の教室だぜ。
のんびりして、この流れに乗り遅れんな〜。
人類よ、お前に必要なのは、陶芸だあ!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
河口さんです。
なんらかのパーツを作成中。
片口に、屋根・・・?
どこかの球場のような・・・
それを一体化させます。
また実用新案を思いついたようです。
おっとっと、ひさしが大きすぎたか?
ちょっと調整します。
いいお尻のRをしてます。
なるほど、そこに穴を開けるのですね。
そして、装飾のしのぎ・・・
いろいろと忙しい。
成形が完了。
ざる・・・的な片口。
背後は、こう。
水切りですね。
そいつを、今度は白化粧ね。
全部入り。
完成しました。
使用方は図りかねますが・・・とりあえず、特許を申請しておかないと。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
小林さんもろくろ修行を開始!
造形系に個性派を揃えるわが工房ですが、ろくろ指導にこそ自信あり!
「やりたい」って全員を名人に仕立ててごらんに入れますよ。
ほうら、15分で土ゴロシ、芯出しをマスター。
これが森魚メソッドの標準。
なにしろ、スパルタです。
すべての作業を、半日でできるようになってもらいます。
こんな手順に時間をかけちゃいられませんから。
はやくも、すべての工程を自分ひとりでやり抜く「処女作」が完成。
苦しい局面はすでに終えて、あとはもう放牧になるんで(わかんなきゃ訊いてくれたらいいし、いくらでも教えます)、ひたすら考えて、好きなだけ作業を繰り返して、自分磨きをすればよろしい。
がんばれよーう、たのしいぞーう、ろくろ修行。
こちらは岡村さん。
器をひっくり返して、底に据えた小粘土を立ち上げる脚付けにチャレンジ中。
小っちゃく筒挽き。
皿割り。
すべてをせまいドーム屋根の上で行います。
おっそろしいサーカス。
いちばんいいとこでやめとく、って判断も重要ですよ。
それにしても、上手くなったもんだ。
こちらはベテラン、佐藤(直)さん。
大物に手をつけてます。
タイコみたいな筒挽き。
径が広いので難しいですよ。
直径を精密に測ってます。
1ミリと狂っちゃまずい。
そして、フタつくりな。
密閉の菓子器になるのかな?
がんばれ、ろくろ組。
土と一緒に、自分を伸ばせ〜!
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造形系女子たち。
陶芸は、器つくりだけというわけじゃありません。
シーサーつくりです、すださん。
この愛らしい顔は、どこかで見たような・・・
カプセル怪獣・ミクラスな〜。
大好きだったよ、この子。
最終的に、こんなたたずまいに。
魔を避けてくれるどころか、魔と仲よくなってしまいそう。
いっいゆ、だっんな・・・
わんこの鉢を制作は、井口さん。
わんこのご飯入れですってよ。
「考えてみたら、食べにくそうかな・・・」って、まあそうかな。
新しい挑戦もはじまりました。
オオカミ風の精悍な子。
こちらは、ボディ部でしょうか?
首が据わりまして、見返りの男前に。
モカちゃんでしたか、女の子?
素敵なお皿です。
こちらのお化粧中は、レイさんの小鳥さん。
ぱふぱふ・・・
手をかけ、きれいにしてもらいます。
この丹念さ、愛の深さか。
スズメちゃんの小鉢が出来上がり。
目から尻尾までめちゃかわいい。
女子たちの造形力、侮れませんね。
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エンゲージリング・・・
ハンコ・・・
ただならぬ雰囲気ですが・・・
巨大天体と隕石が婚姻いたしまして・・・
晴れてクレーターとなります。
ころん・・・
惑星MW-oo。
切り込みが入りまして・・・
ハンコと指輪入れとなりました。
なに色にするか、思案中。
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キノコ型を使う鉢つくりに再チャレンジ。
前に試したやつは、水漏れなどで歩留まり(使いものになる確率)がひどかったのです。
しはんが発明したつくり方を公開します。
テキトーだけどね。
手の平で伸ばした粘土の薄板を天井部に張りつけ、周囲に帯をめぐらせます。
叩き締めますと、こんな感じ。
高台を付け、形を引き締めます。
口べりはボロボロめがいい。
それでも多少は整えまして、完成とします。
悪くないのでは?
ただこの器、水漏れが心配なのですよねえ。
接着部と、びりびりのヒビ目をなんとかしなければ。
ここな。
処置は入念に。
形もくっきりと。
高台は遊びどころ。
真っ当にする必要はありません。
上手になったら、今度は崩しなされ、遊びなされ、動かしなされ。
みよ、この動的なフォルム。
破天荒にして破格!
水漏れがしなきゃいいのですがね・・・
香のもの鉢として、いかがでしょうか?
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