こちらも昨日21日(火)の神奈川新聞地域面
《相模原・県央面に掲載!!》から
『カナロコ・毛筆軽視の一因に“ギャル文字”との見方示す/相模原市教委』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
相模原市教育委員会が今回示した見解で、
“丸文字”や”“ギャル文字”の流行による硬筆の衰退に
歯止めをかけたいという教師側の意向が毛筆を軽視させた一因
というのは何とも呆れるとしか言いようが無い言い訳ですね。
ハッキリ言ってしまえば、この一連の国語の書写《毛筆・硬筆》の
指導が不適切になってしまった背景には
生徒に問題があるといっているようなものですね。
“丸文字”や“ギャル文字”を使うから、硬筆の衰退に
繋がるというのもおかしな話しです。
生徒はさすがに授業とプライベートとでは、
文字の使い分けをすると思いますが・・・。特に“ギャル文字”は。
“丸文字”にしても硬筆の衰退につながるほどの
使い方をしていますかね?とてもそういう風には思えないですが・・・。
11月17日(金)に
『神奈川県内の公立中学校167校で、
2005年度の国語の書写で指導が不適切だったことが発覚!!』
として、神奈川県内の公立中学校167校で
実は2005年度の国語の書写の不適切指導が明らかになった
という記事を取りあげた際にも書いたことですが、
やっぱり
『神奈川県の公立高校の入試の絶対評価制による学校別格差の問題』
つまり、《絶対評価制による受験方式》が
学校別格差や地域別格差というひずみが起きている
というのが今回の要因になっていると思います。
教育委員会では、これを認めたくない、あるいは
認めてしまっては困る圧力でも上からかけられているのでしょうか?
今回の相模原市教育委員会のひどい言い訳を聞いていると
そう思わざるを得ないのですが・・・。
神奈川県の場合、どうしても今の高校受験スタイルを
取っていれば、大学受験よりも受験偏重主義になるのは
今までの状況を考えれば目に見えています。
もうこれ以上この手の問題を起こさないためには、
問題だらけの《絶対評価制による受験方式》
というのを早急に見直すべきだと思います。
見直すべき時期に来た、そういう警笛だと思います。今回の一連の問題は・・・。
このブログでも教育問題記事に関しては
ふうちゃんも様々な指摘をされてましたが
遂にこんな記事が出てきましたか...?
すべての点で根本から腐りきっています!!
教育基本法改正のようにうわべだけの事を
議論したって無駄ですよ!!
TVではないけれど“問題は現場で起きている!!”
のですから....
もうこんなことを言っていたら、
本当に上の人間は子どもたちから
何も信用されなくなっちゃいます。
教育基本法の改正ばかり話しを進めないで、
本当に良い加減足下を見て欲しいです。
こういうことをしている間にもまた、
学生の自殺というニュースがほぼ毎日
飛び込んできているんですから。