昨日5月12日(火)の神奈川新聞地域面《相模原・県央面に掲載!!》から
『カナロコ・貴重な山間部の水辺守ろう/相模湖で保護活動』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
小田原市入生田の神奈川県立生命の星・地球博物館の学芸員ら
ボランティアが、貴重なトンボなどが生息する山間部の
水辺環境を守ろうと、相模原市相模湖町若柳のレジャー施設
『さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト』で保護活動に
取り組んだということです。
胴体が水色の『オオイトトンボ』やリンドウ科で長円型の葉を水面に
浮かべる水草『アサザ』などは、『相模湖リゾートプレジャーフォレスト』
が神奈川県内で唯一見られる場所だそうで、全国的ではどうなのかなぁと
調べてみたら、安定した丈の低い湿性草地が消失しているために、やはり
全国的にも生息数が少なくなってきているようなので、本当に
今、生息している地域、場所というのはどこも貴重ですね。
湿性草地の消失というのは再開発などによる環境の悪化というのが
大きいんでしょうね。便利さばかりを追求しすぎて、大切なものが
失うことになっている再開発というのはいろいろ見直す時期に来ているように思います。
この一方で、同じ5月12日(火)の神奈川新聞地域面《県西面に掲載!!》には
『カナロコ・例年より早く? ホタルの飛翔を確認/中井町』
として記事が出ているように、中井町井ノ口の厳島湿生公園で、
ゲンジボタルが5月9日(土)に2匹、10日(日)に7匹、点滅しながら
飛んでいるのが確認されたほか、
さらに同じ5月12日(火)の神奈川新聞地域面には
『カナロコ・多摩川で身近な自然体験/川崎の東大島小』
として記事が出ているように、川崎市川崎区大島5丁目の川崎市立東大島小学校
5年生の児童約50人が、川崎区の多摩川河口の干潟で体験学習を
行い、児童らは泥だらけになりながら、カニや貝などをつかまえるなど
をしましたが、こちらは、以前から何度も取り上げているように、多摩川流域で
町おこしを行う有志団体『多摩川クラブ』などのボランティアが、
かつてのきれいな多摩川を取り戻そうとがんばってきた成果というのが
こういった体験学習の取り組みにも繋がっているということですし、
神奈川県内各地で、貴重な生物・植物が生息出来る・見られる
環境にあるということをもっともっと大切にしないといけませんし、
『多摩川クラブ』のように、地域の方たちや、地域の小学生~
大学生などのボランティア、環境ボランティアの方たちの取り組み・
がんばりがあるということを忘れてはいけません。こうやってがんばって環境保護活動に
取り組んできている方たちのがんばりを無駄にしないように、傷つけないように、
ゴミを不法投棄する、河川環境・自然環境を汚すなど、
自分勝手な行動をしないことが求められます。当たり前のことですけれどね。
その当たり前のことをできない寂しい人がいるのが情けないですが・・・。
こうやってがんばって取り組んでいる方たちと共に、地域一体となってみんなで
自然環境を守るようにしていきましょう!
そして、今、自分たちが出来る身近な自然環境を守る取り組み
《エコ活動》を積極的に行っていきましょう!
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